のど飴戦士アイバチャンSeason9 【第4話】
※これはフィクションです。
登場する人物、場所、団体等は実際のもの
とは一切関係ございません。
あらかじめご了承ください。
@音楽室
(ガヤガヤ)
相葉ちゃん
「お、バンド練習やってるかな?」
シンタロー
「お、まーちゃん!
迷わず帰って来れた!!」
(こないだ徒歩10分の警察署行くのに1時間かかったんだってー!?)
相葉
「ただいまー!
もぉー、恥ずかしい話バレてるー!!
…まーちゃん??」
シンタロー
「ユーゴの持ってきてた手作りクッキーが美味すぎて全部食べちゃったから、お詫びにU○er Eatsでパンケーキ注文したんだよ!
そしたら配達に来たのがユーゴの友達だったんだよ!」
ジュリ
「まーちゃん♪♪
相葉
「じゅったん!!え!?」
ジュリ
「バイト中〜!!
パンケーキ、まーちゃんの分もあるよ〜!」
相葉
「ありがとー!!
わ、めっちゃ美味いね!!
今度真似しようっと!!」
↑
#さすが飲食店経営者
ユーゴ
「ジュリがさぁ、
バイト中にバンドの面接受けてんのw笑
ラップ得意でスゲーかっけーのよ!!
(部長ご満悦♡)
ジュリ
「よし、次ギター弾きまーす!!」
ギター
(🎼♪♪♪♪♪♪♪♪ ♪♪♪♪♪♪♪♪)
ベース
(೨̣̥: ♪♪♪♪♪♪♪ ♪♪♪♪♪♪♪♪)
ドラム
(|| ×××××××××× ××××××××)
( ♩ ♪ ♩ ♪ ♩ ♪ ♩ ♪)
♪̊̈♪̆̈♪̊̈♪̆̈♪̊̈♪̆̈♪̊̈♪̆̈♪̊̈♪̆̈♪̊̈♪̆̈♪̊̈
相葉
「みんな合格♡」
シンタロー
「やったー!!」
ジュリ
「おめでとう!!」
ユーゴ
「逆じゃん!w笑笑
俺たちまた受かっちゃったわw」
相葉
「ねぇねぇ、そういえば
誰がボーカルなの??」
ユーゴ
「あ〜、みんなで弾きながら歌ってたわ〜。
(シンタロー:そうそう、ジュリ:へー)
ラッパー加入したし、今後どうする?」
ジュリ
「はい!
バンドといえば、ボーカルメンバー探したらよくね?」
(ガラガラ…)
「軽音サークルのみなさんお疲れ様でした〜。
次演劇部の練習で音楽室使いますよ〜…」
(じっと見つめる軽音メンバー達)
演劇部員
「え?」
ジュリ
「いい声の奴!
ちょうどいいとこに来たぁ!
捕獲〜!!
一同かかれー!!!」
(うぇーい)
演劇部員
「え????
なになになに
なになになに⁉︎
ちょっと待って」
------------
相葉
「タイガくん…
…まぁ、そういうことなんだけど…。」
タイガ
「なんていい話なんだ…。
ユーゴ、なんでそんな大事なこと今まで言わなかったんだよ!!」
ユーゴ
(あれ?この人ほぼ初対面…)
タイガ
「まさかユーゴがそんな重病だなんて知らなかった…」
シンタロー
「そうなんだよー。
もー、メンバーにも内緒だなんて水臭いよなぁー!!」
ユーゴ
「あのー、なんかちょっと違う!!笑笑
重病じゃないしさー!!
シンタローも紛らわしいから乗っかんなよ!!」
タイガ
「なんでもいいんだよ!!
オレ、今の話感動したから軽音サークルも兼部する!!」
(ざわつく演劇部員)
ジュリ
「よっしゃー!!ボーカル加入!!」
#おまえらタイガに何を言った
タイガ
「ギター、ベース、ドラム、ボーカル…
キーボードいないの?
俺弾きながら歌おうか??」
シンタロー
「キーボードは、今ホクトに戻って来てもらうところなんだ!
だから歌う方に専念して貰って…」
タイガ
「えー!ホクトってあいつじゃん!!
タイガ同じ学部だけどあいつ嫌い〜
やっぱ入るの辞めようかな〜。」
(破談)
タイガ
「この話知ってて戻って来てないのー?
ありえないんだけどー!!
ユーゴが可哀想〜!!」
相葉
「ま、待って!
ホクトくんね、多分ついさっき知ったと思うの!!
だから戻って来てくれるかも…!」
ユーゴ
「え?相葉さんどういうこと??
ホクトに会ったんですか??」
相葉
「会えなかったんだけどね、
おれ、さっき大学の先生にユゴちゃんの体調聞かれたから教えたのね。
骨折のことと、幽体離脱しちゃうことと。
あと、先生に危険な状態なのかって聞かれて…おれが絶対守ります、死なせませんって。
それ…聞いちゃったみたい。
かなり動揺しちゃってたみたいで、凄く大事そうなノートを落としていなくなっちゃったの。
先生によると今日は登校日で何時間かは構内にいるって言うから探したんだけど…
見つけられなかった…。」
シンタロー
「あ、そのノート!
ユーゴの終活ノートにそっくり!!」
ユーゴ
「これ、俺たちお揃いで持ってるんだよね。」
タイガ (ノート見ちゃう)
「へぇ。
曲作りに使ってるんだね。
今いるバンドかな?
思ったように弾いてくれないみたい。
メモが凄い暗黒…。」
相葉
「ノート探しに戻って来てくれるかも…。」
タイガ
「よし、なんとしても連れ戻そう!!」
シンタロー・ジュリ
「おー!!」
ユーゴ
「みんな…ありがとう…!!」
タイガ
「おい、みんな!練習しとけよ!」
(バンドメンバー+アイバチャン、
演劇部員を残して音楽室を退室)
相葉
「あれ?
出て来ちゃったはいいけど多分もう居ないかも…」
(一同、立ち止まる。
捜索終了。)
タイガ
「ノートがないことに気付いて落としたところに戻ってくればいいんだけど。」
シンタロー
「ノート落ちてたのはどこ!」
相葉
「そっちの…
…って!!えぇ!?
よく階段降りれたね!!」
ジュリ
「松葉杖は俺が持ってるw」
ユーゴ
「めっちゃこえーわー!💦」
シンタロー
「ユーゴめっちゃ軽い!
ボルト入ってる分体重増えたと思ったら全然…!!
ウチのワンコより軽い!」
ユーゴ
「さすがに犬より重いし!!
俺の軽さなんてこの中に居たらそんなに目立たないじゃん?
2人の方が軽そうだわ。」
ジュリ
「俺50kg」
タイガ
「一緒!
身長も…みんな一緒くらいだね。」
ユーゴ
「俺53kgだもん、全然重いよ〜」
相葉
「どんぐりの背比べみたいだね。
…みんな大した変わんないから、
ちゃんとごはん食べなさい(笑)」
ユーゴ・ジュリ・タイガ
「…は、はい!」
ジュリ
「まーちゃん、ママと同じこと言う!」
タイガ
「ママって呼ぶんだ…
そういうふうに見えなかった!!」
ジュリ
「よく言われる!
タイガは呼びそうに見えて、呼んでそう。」
タイガ
「呼んでる!
だってママとパパだもん。」
ユーゴ
「あとちっちゃいおじさん見えてそう!」
タイガ
「デッカイのは見たことある!
あれ人間じゃないと思うんだけど、1ヶ月くらい前に演劇の練習で歌ってたら
血まみれの大男が見に来てた
結構警察とか来て大騒ぎになったんだけど、
その人途中で居なくなって。
一体なんだったんだろう。
あー、コ○ン君になりたい!!」
シンタロー
「名探偵!!」
相葉
「あ…もしかして…!!」
ユーゴ
「相葉さん?
何か心当たりあるんですか?」
相葉
「もしかして、10月1日?」
タイガ
「そうそう!」
ユーゴ
「え!?まさか…!!」
相葉
「おれが探してる魔物…かもしれない。
ユゴちゃんのこと襲ったやつ!!」
ジュリ
「10月1日!?
俺も見たかも!!
バイト中にデカくて頭から触覚生えてる奴みた!
ハロウィンの時期でもないし何だろうと思ったら…!!」
(続く)
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