のど飴戦士アイバチャンSeason10 【第14話】
※これはフィクションです。
登場する人物、場所、団体等は実際のものとは一切関係ございません。
また、物語に登場するのど飴の名称は実在のものを使用していますが、効果・効能に関しましては実在のものとは異なります。
あらかじめご了承ください。
@今年3月・横浜
ふぅー。
明日の賭け、絶対負けられな・・・
(AHAHAHAHAHAHA!!)
うるせぇ!また隣かよ!
なんか最近隣の大学生がうるさくなった気がする。
今朝ゴミ出ししたとき会ったけどいつもと同じ雰囲気でおっとりしてたよな。
(ズー。ズズー。) ティッシュで鼻かむ
さ、そろそろ。準備するか。
金のある家から金を拝借してやるんだ。
これで今までの借金をチャラにしてやる。
あ、ティッシュ。
鼻水落としたらサツにバレて足がつくかもしれない。
(ガチャ…) 玄関開ける
あの豪邸にあるお宝を頂戴して・・・
(ユーゴ!ユーゴ!)
(バァン!)
勢いよく隣の玄関が開く
危ねぇ!
…痛ってぇな!
ったく!なんだアイツ!!
自分からぶつかってきやがって無視かよ!
隣のやつ、じゃねぇ。
あんな体格良くなかっただろ?
まさか、最近うるさいのはアイツか…
隣に居座ってやがるのか!
アイツのせいか。
最近賭けに集中出来ない。
隣の笑い声がうるさくてイライラする。
たまに弾き語りみたいなのも聞こえるし。
しかも!
ベランダに花飾りやがって!
ベランダの窓開けてたら花粉が室内に入ってきて、鼻水が止まらない!!
ハックション!
@強盗に入る現場
(ズズー、ズズー)
ここは最新鋭のセキュリティシステムがある。
夜23時から朝6時までは外側から扉に触れると、不審者の侵入と判断しドローンが撮影しにくるから・・・
・・・っ!!
アイツ!!
さっき俺にぶつかってきた奴だろ!?
なんであの家の玄関にいるんだよ!!
おい、ノックすんな!!
(ビビー!ビビー!
ウゥーーーーー!!!)
セキュリティ作動させやがった・・・。
今日の作戦は失敗だ。
俺は悪くない。悪くない・・・
全部、アイツが悪い・・・。
・・・あいつ、復讐してやる・・・。
@現在・町内
アイバチャン・ヤッターマン・
ユーゴ・ジェシーが悪魔と戦闘中
(バァァァァァン)
ユーゴ
HP30300
(内、ジェシーの魔力ボーナス30000)
→21000
「うぅ…痛い。
(シューーーーー) 傷から煙が出る
あぁ。たいへんだ。みんなが…。
あ・・・・・・。
ジェシー!ジェシー!!
大丈夫か!?
なんで…!!
なんで俺のこと庇ってんだよ!
どうしよう、ジェシーは魔物だから飴で回復できない。人間になっちゃう。
今はダメだよね。。。
でも、回復しないと危ないし…。」
Mr.ズドン
HP20000
(魔力贈与で-30000)
→500
「ユーゴ、カイフク、シテ。
ソシタラ、ボクニスコシ、マリョク、チョウダイ。
ソレデ、HPフヤセル。」
(ユーゴは 自分に のど飴 を使用した)
HP21000→30300(MAX)
飴を舐めている間の一定時間、HPが減っても回復し続けられる
Mr.ズドン
「♪ズドンドンドンドンドンドン
ドンドンドンドン♪…」
Mr.ズドンはユーゴから魔力を回収した。
Mr.ズドン
HP500→20000(MAX)
ユーゴ
HP30300→10800
(飴使用で回復中、5分後に全回復)
アイバチャン
HP200→30
「おれも回復しなきゃ💧」
(アイバチャンは 自分に
のど飴 を使用した。)
HP30→200(MAX)
ヤッターマン
HP1000→150
「もう少しで倒せると思ったら最後に来たか〜💦」
アイバチャン
「ヤッターマンも飴舐めて!」
(アイバチャン は ヤッターマン に
のど飴 を使用した)
HP
150→1000(MAX)
悪魔
「フン!
HP2999→10000
回復間に合ったぜ!」
アイバチャン
「えー!回復しちゃった!
頑張ったのに!
おれたちもうボロボロなのに!
まぁ、しょうがない!
またさっきみたいにみんなで頑張ろう!」
ユーゴ
「おー、…」
HP10800→20300(回復中)
Mr.ズドン
「ユーゴ、ゲンキナイジャン!
スコシ、オチツイテ。ヤスンデナヨ。」
(Mr.ズドン、羽織ってたコートをユーゴの肩にかける)
ユーゴ
「ジェシーありがとう。
あったかいわー。
ジェシーは大丈夫なの?寒くない?」
Mr.ズドン
「ダイジョウブ。
ユーゴ、ヨロコンデル、ボクノシアワセ。
ソレデジュウブン、アッタカイ。」
ユーゴ
「今晩思ったより冷え込んでてさ、もう少しあったかくして出ればよかったって思ってたんだよね。
ジェシーありがとう。嬉しいな。
わぁ〜、カッコいい。
なんか…惚れそうだわ。」
Mr.ズドン
「AHAHAHAHAHA
ウレシイ!ウレシイ!
ズドーン!
AHAHAHAHAHA!」
ヤッターマン
「これ、なんの呪文?」
Mr.ズドン
「ユーゴノマワリニ、ケッカイ、ハッタ。
テキノコウゲキ、シンパイシナイデ、
ユックリヤスンデテ♡」
アイバチャン
「えー、それいいなー!!」
Mr.ズドン
「ユーゴニツカエバ、
MPショウモウ ナシ!」
アイバチャン
「MPって恋人割引あるんだ…」
ユーゴ
「え?恋人割引の割に
HPの上限は
30000減ってるらしいよ
半分以上よ?これ返していい?」
Mr.ズドン
「エー!イチオウ、モッテテ!
ネンノタメ!シンパイダカラ!」
ユーゴ
「いやいや!
俺今休ませてもらってるからさ!
今一生懸命戦ってる恋人には無事でいて欲しいからHP返…
あーーー!!!
(口押さえる)」
Mr.ズドン
「♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
ユーゴ
「いやいや、違うのよ!
聞かなかったことにして…!」
Mr.ズドン
「シアワセダ〜!!
ズドン!
(バァァァァァァァン)
AHAHAHAHAHAHA!」
ユーゴ
「ほんと、違ぇから!
恋人割引の話でうっかり言っちゃって!
別にそうやって思ってるわけじゃ…!」
悪魔
HP10000→5000
ユーゴ
「当ててんじゃん!
ジェシーすご!!!」
Mr.ズドン
「ユーゴト、リョウオモイ♡」
チカラ、ミナギッテクル♡」
ユーゴ
「まだ両思いじゃないから!」
アイバチャン
「ま、まだ?」
Mr.ズドン
「♡♡♡♡♡」
ユーゴ
「やべぇ!も、もう俺喋っちゃダメだ!
何も言わねぇから!!
ジェシー、HPと一緒に声も返すから!」
ジェシー
「ズドン♡」
(ビューーーーーン!)
HP5000→2000
ヤッターマン
「ジェシー君、手のひらの上で転がされてるような…
いやぁ、凄いね。負けてられないね!」
ケンダマジック!
HP2000→1000
アイバチャン
「味覚トゥ!
アイバ茶バズーカ!」
悪魔
「なんだこの水・・・
ニガッ!
息できない!
あぁ〜!!!
(悶絶)
HP1000→10
ユーゴ
「凄い、もうちょっと…」
悪魔
「クソが!」
ユーゴ
「ねぇ、この悪魔さ。
ウチのお隣さんに似てない?」
ジェシー
「アァ、シキガミサン?
ホントウニ、ニテルネ。」
視鬼神
「お前らほぼ喋ったことないのに覚えてんのか。
しかもこの魔物、俺はこないだまで隣に住んでることも知らなかったのになんで名前知ってんだよ!」
Mr.ズドン
「イ○スタ、ミタヨ!」
視鬼神
「あぁ、それはどうも。」
ユーゴ
「ジェシーいつのまにSNS使ってたの?」
ジェシー
「ユーゴノパソコンツカッタヨ!」
ユーゴ
「たまに朝のゴミ出しのとき会いますよね!?」
アイバチャン
「あ、あのイケイケのお兄さん!
視鬼神さんって言うんですね!?
悪魔になっちゃってどうしたの?」
ヤッターマン
「やべぇ、ユーゴ君のアパート知らないの俺だけだ…」
アイバチャン
「おれは3ヶ月間泊めてもらってたし。
ジェシー君は同棲してるからね。」
(ユーゴ 「言い方w」)
(キャッキャッ)
視鬼神
「…ふふふ。」
(呪文)
ヤッターマン
「わ、魔術でもなんでもない
ただの話術に引っかかってた!」
Mr.ズドン
「ウゥ…グワッ!グハッ!
フフフフフフ。」
ユーゴ
「ジェシー!大丈夫!?」
ヤッターマン
「近寄るな!危険だ!」
(ガシッ!)
ユーゴの身体を掴んで引き寄せた後、腕で身体を締める
ユーゴ
「あっ、ジェシー。
く、苦しい。痛いっ。
ジェシー・・・・・・。」
ユーゴ
HP20300→10500
ヤッターマン
「チクショー!
ジェシー君、手離せ!!」
(けん玉を投げる)
カーン!
アイバチャン
「ジェシー君の結界だ…!
本人は入れるんだ。
じゃあこの中だったら誰にも邪魔されずに…
ユゴちゃん…ちょっと待ってて。
今助けるから…!!」
Mr.ズドン
「(ハッ!)
ユーゴ、ゴメン。
ボク、マタキミヲ、キズツケタ。
コンナニ、アイシテルノニ。
ダメダ、ボク。
ユーゴト、ケッコン、デキナイ。
デモ、ボクノテガ、カッテニ、ウゴク。
ユーゴヲ、カッテニ、キズツケル。」
ユーゴ
「ジェシーの気持ち、ちゃんと、わかってるよ。」
HP10500→300
Mr.ズドン
「ボクハ、モウ、ジブンデドウスルコトモデキナイ。
ユーゴ、タノム。
ボクヲ・・・・・・
・・・コロシテクレ。」
ユーゴ
「ジェシー!ダメだよ!
ダメに決まってる!
絶対イヤだから・・・。」
Mr.ズドン
「ユーゴ、キミニダッタラ、ボクハ…
・・・・・・。
(Mr.ズドン、ユーゴから手を離す)
ユーゴ!ゴメンネ。ナオッタ!
センノウ、カイジョサレタミタイ。」
ユーゴ
「良かったー!!一体何が…??」
アイバチャン、視鬼神を攻撃している。
HP10→1
アイバチャン
「楽しそうにジェシー君を操作してて、おれのこと全然見てなかったから
ケツキック
してみちゃった。」
ヤッターマン
「視鬼神さんも見てないけど
作者も見てなかったでしょ!
俺は見てたよ!
悪い顔してたね〜!!」
アイバチャン
「さ、HPあと1だよ!!
さぁ、どうすんの??
ど う す る の ?
ユーゴ
「あのー。アイバチャンさん・・・。
めちゃくちゃドSになってません??」
視鬼神
「ハァハァ・・・。」
(呪文)
ジェシー
「アァ・・・。
なんか身体が軽くなったなぁ。」
ユーゴ
「ジェシー、元に戻った!!」
視鬼神
HP1→200
ジェシー
HP20000→19800
アイバチャン
「回復したねぇ。
・・・痛っ!
アイバチャン
HP200→180
(視鬼神、アイバチャンに攻撃。
そのまま走り去ろうとする。)
アイバチャン
「こらぁ!
まだやることあるでしょ?
せっかく増えたHPだよ!!
ジェシー君に突っ込んだ魔力を回収したんだから、MPも増えてんでしょ?
さぁ!
やって貰おうじゃないの!
ほら!ほら!」
ヤッターマン
「アイバチャン怖ぇよ!」
視鬼神
(呪文)
・・・・・・。
ヤッターマン
「何が起こった?」
ユーゴ
「あ・・・。はい!
俺・・・。
自分の声出てません?
これ俺の声ですよね?」
ヤッターマン
「文字だからわかんないけど、
戻ってるよ、多分。」
ジェシー
「良かったなー、ユーゴ〜♡」
(強めのハグ♡)
ユーゴ
「おい、おい!わかったから!
やめろって!おいー!!」
アイバチャン
「笑笑
って微笑ましいな〜って思ってる場合じゃなかったよ!
ちょっと、視鬼神さん逃げないでって!」
ヤッターマン
「アイバチャン、飴貰っていい?
良い方法考えついた。」
アイバチャン
「はい、おっきいの♡」
ヤッターマン
「ありがと。」
アイバチャン
「けん玉の玉を飴に変えるのね。」
ヤッターマン
「じゃ、いくよ。
ケンダマジック
視鬼神
「はぁ?ウソだろ!!」
(飴が口に入る)
うわーーーーーーー!
(続く)
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