のど飴戦士アイバチャンSeason11 【第12話】





※これはフィクションです。
登場する人物、場所、団体等は実際のものとは一切関係ございません。
人間や魔物の体質に関する記述がありますが、医学的・科学的根拠はありません。
また、物語に登場するのど飴の名称は実在のものを使用していますが、効果・効能に関しましては実在のものとは異なります。
あらかじめご了承ください。










ジェシー
「風呂場に怯えた子どもの負のエネルギーが残ってたよ。
子どもたちの前に現れて怖がらせたんじゃない?」










あかなめ

「うるさい!」



















(ビュン!)















ユーゴ
「うわ、早ぇ!!








痛っ!」



HP200→100












(シュー…)









HP100→200
(すぐ回復)















妖怪あかなめ
「もう回復したのか。


フフフ、まぁいい。


味見、味見…」












(ベロ、ベロ…)
ユーゴの首〜鎖骨辺りを舐め始める












ユーゴ
「や、やめろ!イヤだ!


うーわ!汚ねぇ!
早く風呂入りてぇ!」








HP200→100
(ユーゴは精神的ダメージを受けた)













あかなめ
「美味くねぇな。

ぜんぜん垢ねぇじゃん!

こういう風呂好きな潔癖症は嫌いだ!」












(ベロ、ベロ…)













ユーゴ
「うわ、気持ち悪ぃ…!

ふぁ、はぁ、やめっ、、服の中、ダメ…!」







HP100→50














「ズドン!」











妖怪あかなめ
「うわっ、あぶね!」

HP5000→4800 MP10000













Mr.ズドン
「ヨケラレタ!




ユーゴニサワルヤツ、ゼッタイニ

ユルサナイ!」












翔→ヤッターマン
「ヤッターマン」

相葉ちゃん→アイバチャン
「味覚トゥ!」











坊丸
「みんな一斉に変身したー!

かぁーっこええ!!」














あかなめ
「全員まとめて倒す!」















(ビュン!)












アイバチャン
「は、早い!!
なにこの動き!!」








坊丸
「まーくん!後ろ!」













アイバチャン
「え?


危な!!」




(かわす)












坊丸
「翔やん!そっち行った!」









ヤッターマン
「マジか!」

(かわす)










ユーゴ
「坊丸くん、凄い。
なんで見えるの?」










坊丸
「ちっちゃいとき、魔界に繋がってる川に落ちた!

そんとき魔物の動体視力能力貰うたらしい!

おかげさまで銃弾もスローモーションや!

敵の居場所はオレが見たるから任せぇ!」














Mr.ズドン
「ハヤイ、ミエナイケド、

ニオイデナントカ、ワカル、カワセル。」













ユーゴ
「どこ!?」










坊丸
「ユーゴ、右から来る!」











ユーゴ
「え?


(ドン!)






HP50→20
痛ぇ〜。かわしきれねぇ。











(シュー…)



















HP20→50









すぐ治るんだけどね〜。
よくわかんないけど俺の身体スゲーわー」








#あかなめに舐められた
#精神的ダメージは回復しないらしい













Mr.ズドン

「ズドン!」










あかなめ
HP4800→4600









ヤッターマン
「ケンダマジック!」









妖怪あかなめ
HP4600→4500















Mr.ズドン
「ニゲラレル、コウゲキ、アタリニクイ。」










坊丸
「うぉー!
なんでこっちにも来んねん!

オレ、一般人!!」










アイバチャン
「坊っちゃんに頼ってたら坊っちゃんが危ない。

でもどうすれば…」
















「へ!なんだよ、見てられないぜ。」
















ユーゴ
「ゲ、また妖怪?

異形の魔物?

これ以上増えないでよ。」












ヒャクメルゲ
「戦士の戦う敵じゃねぇよ!

ダチが狙われ始めたから見てられなくて出てきちまったわ。



おい、誰か魔力取り込みやすいやついないか?」















「・・・・・・。」











ヒャクメルゲ

「いねぇのかよ!」











坊丸
「え?なに?ダチ?誰の?」










ヒャクメルゲ
「オメェだよ!相棒!」










坊丸
「え?…オレ?知らんけど。」













ヒャクメルゲ
「お前の目の能力は俺の!



お前が溺れたとき俺が助けてやったの!

まぁ、魔界に来んなと思って押し出しただけだけどな。」













坊丸
「はいはい!あー!そういうこと!

もぉ〜早よ言い!

あんときはホンマにありがとな〜!」












ヒャクメルゲ
「この中で魔力取り込みやすい奴いるか?」












坊丸
「魔力取り込み?






あ、ジェシーは魔物やからアカンやろ?
まーくんは体質的に全くかからん。
翔やんはかかりすぎておかしくなる。
ユーゴはジェシーの魔力以外取り込んだら記憶失う。」











ヒャクメルゲ
「おぅ、坊っちゃん!
デカくなったじゃねーの。」









Mr.ズドン
「ボク?」









ヒャクメルゲ
「その小僧の体内にある魔力、一旦抜いてくんねぇか?」









ユーゴ
「え?俺?」













Mr.ズドン
「ダメ、タマシイヌケル。
シカモ、ユーゴノタイシツ、リズムマホウガ、アイショウイイカラ…」










ヒャクメルゲ
「大丈夫だ!
リズム魔法じゃなくたって、目はみんなあるから!魔力取り込める奴なら大体合いやすい。

抜いてくんねぇと、小僧の自己免疫で自壊すんだろ?」













Mr.ズドン
「ワカッタ。






















ヒャクメルゲ

「よし、入るぞ。」


















ユーゴ
「ひゃ、あ、はぁぁぁぁぁ!!」











Mr.ズドン
「ユーゴ、ダイジョウブ?」








(ジェシー、よろめいたユーゴを抱きかかえる)












ユーゴ
「はぁ、はぁ、、、



う、うん。




あ・・・。」













ヒャクメルゲ
「副作用の方が早く出たか?
まぁ、効いてるみたいだから逃げるぞ相棒!」










坊丸
「みんな頼んだわ〜!ファイト〜!」













ユーゴ

「ジェシー!後ろ!」












Mr.ズドン
「アブナイ!






(かわす)








ユーゴ、ボクカラ、テ、ハナサナイデ。
ゼンブ、カワス…」











ユーゴ
「大丈夫、もう見えてる。

あかなめの動き全部。










ジェシー、その木の右側に」










(ヒソヒソ)
















Mr.ズドン

「ズドン!」













あかなめ
「グワッ!」

HP4500→1500











相葉
「命中した!」













ユーゴ
「ヤッターマンさん、俺が合図出したら






(ヒソヒソ)









はい!」















ヤッターマン

「ケンダマジック!」













あかなめ
「くそ、なんでだ。
場所が読まれてる。」

HP1500→500










(ヤッターマン、更にけん玉で動きを封じる)













相葉
「よし、

相葉茶バズーカ!






ちょいニガめ!」











あかなめ

HP500→0






















@小学生の家




小学生
「お兄ちゃん達ありがとう!




もぉー!
なんでお兄妖怪見たのに言わなかったの?
私が妖怪出るって言ったとき馬鹿にしてたくせに!」












お兄ちゃん
「お前風呂に入れなくなるだろ?」










お母さん
「ごめんね、信じてあげられなくて。」












小学生
「ううん!
ママー!良かったぁー!」













「ばいばーい!」














坊丸
「ホンマ良かったなぁ。
一件落着やぁ。」












相葉
「ほらぁ、こういうの見て2人とも帰りたくなるんじゃない?」










坊丸
「家族ええなぁー、って思うけどな。
自分の実家に帰って現実に戻されたらイヤやなーと思って。」










ジェシー
「ホント、現実はこういかないからね。」











坊丸
「うーん、でも今週末帰ろうかな?」











「おー!いいじゃん!




坊丸くんさ、もしかして前に帰ったときは連絡しないで帰ったんでしょ?」













坊丸
「せやで?
自分ん家やし、いつ帰ってもええやんなぁ?」









「久しぶりに帰ってきた息子に美味いメシをいっぱい食べさせたかった、
でも急に帰ってきたから準備が出来なかった、



それでお母さんは

急に帰ってきた、

って言ったんじゃない?




先に連絡しといた方がいいぞ?」











相葉
「って、元ギャル男からのアドバイスね。」











坊丸
「ほーい!
ギャルのパイセンが言うんやったら言っときますかぁー。


でもなー、連絡するのも久しぶりやし緊張するからお兄に連絡して貰おうかな。」









相葉
「今回連絡したら、次は緊張しないんじゃないかなぁ?

坊っちゃん、こんなにフレンドリーなのにね〜。
ママには緊張しちゃうなんて(笑)」













ユーゴ
「・・・・・・。」










相葉
「ユゴちゃん大丈夫?
顔色がよくないような…。


ヒャクメルゲさんの魔力抜いてもらって、ジェス君の魔力戻したんでしょ?


具合悪い?」












ユーゴ
「あ、だ、大丈夫です!

なんか、よくわかんない…けど。」














ジェシー
「ユーゴ、無理しないで。

ツラかったら僕に言いなよ?」












ユーゴ
「…うん。♡」











ジェシー
「え?ナニナニ?

どうしたの?」













ユーゴ
「ふはは♡なんでもなぁーい♡」














ジェシー
「なぁーにー?
どうしちゃったの??


ユーゴが壊れた!?



本当は大丈夫じゃないでしょ?
どうしたの?
ちゃんとジェシーに言いなさいよ!」









「言い方が親!笑笑」












ユーゴ
「ふはは。大丈夫じゃねぇな。




なんかさ、さっきは見えるものぜーんぶスローモーションだったからみんなカッコ良く見えちゃって。









俺、今最高にキュンキュンしてる♡










ヒーローマジかっけぇ!!♡











どうしよう!どうしよう!」












坊丸
「せやろ?せやろ?
良かったぁー!

わかってくれる人増えてー!」










相葉
「そういえば、坊っちゃん何気にヒーローの戦闘シーン好きだよね!!




実は戦闘中に物陰に隠れて見てるの知ってるよ、笑笑」












坊丸
「バレてたか!



前にユーゴが戦ってんの見てさ〜!




あの戦いっぷり!
完全に惚れ込んだわ〜!!」












ジェシー
「あ、それで?
オレのユーゴって言ってんの?」









坊丸
「まぁ、そういうこと!


もちろん、ジェシーの "愛" には勝てへんよ。


オレは "推し" って感じやからね。」












ジェシー
「あー、そういうことか!!
安心だ!!

AHAHAHAHA♡」























@その頃…魔界










「ジェシーを今すぐ呼び戻せ。
まだ時間がかかってるのか。」








「大変申し訳ございません。

確実に戻ってくる方法は考えてあります。

確実さを狙っていますので、もう少しお待ちくださいませ!」
























(続く)

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