のど飴戦士アイバチャンSeason4 【第1話】






これはフィクションです。


登場人物は実在する人物とは一切関係ありません。


画像選択上の問題にて場面ごとに毎回衣装や髪型が変化していたり、1人何役もしている人物がいます。


気にせず読み進めて下さい。







*********************









@公園


相葉ちゃん
「みんなおかえり~」
あったかいカフェオレ入ってるよ〜♪
はい、4人分!







神ちゃん・流星・望
「オカンただいま~!」
「神ちゃんちっちゃ!」「チビちゃうし」






「オカンさすがやわ〜
ちょうどカフェオレ飲みたかったとこやった!」








相葉ちゃん
「だと思った〜」









神ちゃん
「…相葉ちゃん、オカンでええの?」







相葉
「はっっ!!

オカンっておれ!?

もぉ~良くなぁ~いよ~!
おれおとこだも~ん!」





「って言いながらも
おネェみたいな喋り方になってんで」







流星
「オカン…やなくて、相葉ちゃん!
またここで勉強させてや!」








相葉ちゃん
「もちろん!
頑張れ受験生~!」
※ここはカッコ良くキメておきたい、
美人店主・相葉ちゃん(♂)






流星
「受験生は…まだちょっと早いけどな。
中2の冬やからな。」








神ちゃん
「オレはしょんぼりシゲと話してるけどええ?」







相葉ちゃん
「はーい!」







流星・望
「俺らも構わん!」








相葉ちゃん
「最近この辺は平和で静かだから安心だね!

ところでみんなもう志望校決めたの?」







神ちゃん
「オレはすげー難しいとこ受ける!
校則ゆるいから、怒られずに髪染められるの!」





相葉ちゃん
「中学生…の割に髪色明るいもんね〜」








神ちゃん
「学校には地毛ってことにしといてなっ!」







「これ以上堂々と染めてどないすんねん」











神ちゃん
「こうする」









(イメージ)










一同

「ド派手っ!」









相葉ちゃん
「え?この髪色、何がどうなってるの?
おれも若い時は結構染めてた方だけど…
不思議な色だね。」









神ちゃん
「根元と短い毛が青で、毛先が紫のユニコーンカラーって言うねん。
もうとにかくレインボーにでも何にでもしたい!
それをするには…神戸の名門校しかない」







相葉ちゃん
「勉強いっぱいしないとね♪
聞いて欲しそうな目でこっちを見てるイケメン達は?」








流星
「俺と望はサッカーの名門校!
毎年全国大会いってるんやで!
昨日3者面談で2人とも合格圏内やて言われたの!」






神ちゃん
「お前らええなぁ~!
オレギリッギリやもん!内申点も成績も。
あぁ~オレ大丈夫かな~。」









流星
「神ちゃん保体以外ほぼオール5やから大丈夫やろ」






「保体が毎回2なんやもん。
3になれば安全圏なのに」








相葉ちゃん
「神ちゃん運動得意そうなのに…」







流星
「ハマれば何でもできる!
バク転でもアクロバットでも何でも。
ただな、全力で走るとコケるし…球技はセンスないし…はははは。」







神ちゃん
「わぁ~///
…し、シゲよりマシやもんっ!
なぁ?お前保体と音楽だけ毎回5であと全部1か2やもんな?」







シゲ
「・・・・・・・」
(今日は大人しいけど実は居ました)







神ちゃん
「ムスッとしてんで早よ進路決めっ!」








相葉ちゃん
「シゲちゃんはこれからなんだ!
…って、シゲちゃん、珍しく静かだね、
まるで台風でも来るみたい!
今朝天気いいから調子に乗って洗濯物干してきちゃったよ♪」








シゲ
「アイバチャン助けて~
志望校どうやって選べばええかわからへんねん…

神ちゃんのとこは成績足らへんし」







神ちゃん
「オレもギリギリやからな、
お前はもちろん届く訳ないよな。」








相葉ちゃん
「トモちゃんにラブレター書くために数学100点取ったから、そのときの底力で何とか…」








神ちゃん
「受験って、そんな甘くないで~」







シゲ
「やぁぁぁぁぁぁぁ(悲鳴)
まず高校って、ここの町にないやん!」









相葉ちゃん
「そういえば、言われてみれば…ないね。
学校といえば合併間近の町立小学校が2つと、みんなの通ってる町立中学校しか知らないような…」







神ちゃん
「うん、他にないの。

この町は田舎やし子供少ないから。」







シゲ
「必ず他の市とか町から選ぶとなると選択肢広すぎやねん。

サッカー強いとこにも行きたいけどな。
強いとこ調べたらサッカー部は殆ど全寮制やし。
家から通いたいし。
トモちゃんと遠距離になるの嫌やし。
俺行くとこない。」





神ちゃん
「遠距離は安心せぇ!
トモちゃんは逃げへん!
お前の彼女はそんな女やない!」









シゲ
「・・・・・・・・・・せやけど。
みんなとも離れちゃ嫌やもん(ぐすん)」









神ちゃん
「はいはい」(よしよし)









流星
「高校入学を機に家から出て寮とか下宿入ってもええんちゃう?
家の遠距離がイヤならトモちゃんの学校のすぐ近くのとこ行くとかさ。」








シゲ
「ウチ弟生まれたばっかりやから家の手伝いしようと思うて。
離れてもうたら弟にこいつ誰やねん?て思われそうやし。

タマも寂しがるし。
あいつ、俺と添い寝やないと寝られへんから。」








「にゃにゃーにゃー。
(ダイキまだ帰って来えへんのか~。)

…ハックション!
…にゃ、にゃー。(ダイキ、タマの噂したな)」













相葉ちゃん
「シゲちゃんがどこを優先させるかだよ!」







シゲ
「弟達の為にも家から通う!
みんなと遠距離にならない!

将来的に安定した収入を稼いで、
嫁と子ども達を養える一家の大黒柱になる!」
ビシッ!!






神ちゃん
「こいつ、誰よりも進路のことをちゃんと考えすぎてんねや
そこまで考えたら決まる訳ないやん。。。」






シゲ
「トモちゃんに苦労かけるわけにはいかないからな。俺が一生守らな。
ボクちゃんとボクちゃんの弟やて立派に育てなアカンやろ。」








相葉ちゃん
「すっごい良いパパ!!」

(誰かがチラつくなぁ〜)














ハックション!



ふぁ〜!!
まさか誰も俺の噂なんてする訳ないよな。
アレルギーかなー。

早くネコアレルギー治してタマと遊びたいな〜。
智子と赤ちゃん今頃何してるかな〜。
タカヒロは受験近いしさすがに勉強してるかな〜。
ダイキは絶対隣のカフェやな。



2人とも受験かぁ〜。はぁ〜↓↓」






(と言ってるシゲパパの手元に受験情報誌)






部下
「課長のとこの息子さん、受験するんですか?

中学受験なんて凄いですね〜。」









シゲパパ
「長男が大学で次男が高校受験な。」






部下

「で、デカッ!!

息子さん、もうそんな歳なんですか!?
だってこないだ生まれたばっかりじゃ…!?」







シゲパパ
「元刑事なだけに(笑)デカイやろ?18と14。
末っ子と年の差あんねん。」
















※隣のカフェに戻って…









シゲ
「うーん・・・・・・。


うぇーん!」









神ちゃん
「お前いきなりどうした?」







シゲ
「だって…
俺トモちゃんが他の男と一緒にいるのみたんやもん(ぐすん)



ただでさえ遠距離無理やのにそんなん見たら…うぇっ!(嗚咽)」

















???
「ねぇ、トモちゃん#$¥%&@€※…」




トモちゃん
「#$¥%&@€※…」


















流星
「ホンマか…。
いやぁ、本当そういう不安要素あれば離れるの怖いよな。

あのさ、俺も彼女の兄を目の前にしてホンマに言いにくいんやけど…



俺の彼女も他の男と楽しそうに話してんの見たの」















???
「ねぇ、希ちゃん。#$¥%&@€※…」





「#$¥%&@€※…」












シゲ
「リュウセェェェェェェェ!」

流星
「シゲェェェェェェェ!」











神ちゃん
「こいつらおかしくなった」



「流星、わかった!わかったから!
希に聞いておくわ!」





シゲ
「望、トモちゃんにも!
頼む!!」





「シゲのお母さんを俺にくれたら聞い…」
♡♡♡♡♡♡♡





シゲ
「神ちゃん頼む!!」





「おい!智子さんを俺に…」






神ちゃん
「自分で聞いとけ」





シゲ
「アイバチャン助けて~」





神ちゃん
「おい!シゲ!」











(続く)
















ふふふふふ・・・・・
苦しめ…
もっと苦しむとよい…

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