のど飴戦士アイバチャンSeason8.5 【平穏編】
これはフィクションです。
登場人物は実在する人物とは一切関係ありません。
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@ある日の重岡家
4:00〜お父さん起床
(パタッ) 寝室のドアを閉める
「あ、智子ごめん…寝てる…
(スヤスヤ)
…ね。」
(妻がまだ寝てるのを確認し、
今度はゆっくりドアを閉める お父さん)
(ガサッ) 冷蔵庫を開ける
(作り置きしてる麦茶を取り出し、
コップ1杯を一気に飲み干す)
「痛てて。」(腰痛)
※お父さん、1人なのでいつも以上に無口です。
セリフどころか心の声すらなくてごめんなさい。
4:05〜シャワー
(心の声)
ーゆうべも激しかったな…
朝になっても、智子の温もりを冷ましたくないと思ってしまう。
だめだ、汗の匂い、男の匂い、加齢臭、
いろんな汁、全て落としきらないと…
by.50過ぎのおっさん
4:20〜シャワー上がりに2杯目のお茶
「あ。無くなりそうやな。
また入れとかんと。」
ーみんなどれくらい飲むかな?
今日当直やからな。。。
2Lあれば明日の朝まで足りるか…?
てか、みんな飲み過ぎ(笑)
そんなに父ちゃんのお茶好きなん?
(にんまり)
4:30〜お母さん起床
母「お父さんおはよう。」
父「智子、おはよ。」
母「お父さん、今日も早いわね〜。
起きる時に起こしてって言うてるやん♪」
父
「いやー、起こそう思ったんやけど。
10分くらい寝顔見て、やっぱりやめた。」
※3:50から起きてました。
母
「そんなに見てたん!?
めっちゃ恥ずかしい〜///」
父
「今更何が恥ずかしいねん。
いやぁ…可愛いなぁって。(ボソッ)」
❤︎❤︎
父
「寝られんくなって起きてるだけのおっさんに起きる時間に合わせんでええねんで〜」
母「10しか離れてへんやろ〜」
父
「10 "も" の間違いやw
40代に戻りたいわw」
(智子、麦茶の作り置きを見る)
母
「お父さん、いつもお茶ありがとう♡
1杯貰っていーい?」
父「どうぞー」
母
「美味しいわぁ〜。これ何茶なん?」
父
「ただの麦茶なんやけど(笑)」
母
「お父さんの真似しても絶対この味にならんのよ!さっすが!お父さん!!」
(ベシッ)
↑思いっきり肩叩く
父
「っ痛ぁ!強っ…」
母「ん?なーに?♡」
父「な、なんでもありません!!」
母
「今度、お抹茶ご馳走してね♡
お茶点て名人♡」
父「はいよ〜」
(智子、シャワー浴びに行く)
5:00〜お母さん お弁当準備
次男起床
「おはよ〜
\(^ヮ^=)/」
「にゃー。」(おはよう)
↑添い寝してたタマも起きた
両親「おはよー(笑)」
父「朝から元気やなぁ〜」
ダイキ
「朝強いんも元気なんも、全部親譲りなんやもーん♪♪
日跨ぐ辺りくらいめっちゃ元気やったな〜
(ニコニコ)
ーバ、バレてる!!
母
「ほら、ダイちゃん。
そういうのはわかってても言わんで(汗)」
タマ
「にゃーにゃー♡」(喘*#÷¥€ヤバかった♡)
5:10〜長男起床
タカヒロ
「目覚ましで起きられんでもダイキの声で目覚めるわぁ〜。
いつまでも元気でいてな〜。」
(とにかく優しいお兄ちゃん)
「はぁーい!!
(^ヮ^=)ノ」
(とにかくうるさい弟)
のんちゃん(お兄ちゃんと寝てた)
「えーん えーん」
(末っ子泣いちゃう)
5:15朝ごはん
「いただきまーす!」
父
「お母さん〜あれまだあったっけ?」
母
「ちゃんと買い置きしてるわよ〜!
はい!これねっ!!」
タカヒロ
「あれだこれだでようわかるなぁ。」
ダイキ
「これ商店街のスーパーでめっちゃ山積みになってたわ。ウチしか買わんのに!」
父
「めっちゃ美味いのにな〜。
普通のごはんのお供やから、誰か彼か買いそうやろ。」
母
「昨日、買うてた子おったで!
これお父さん大好きなんやでって教えたら、
喜んでカゴに入れてた!」
ダイキ
「買い置き住民増えたらウチで買えなくなるんじゃ…?」
母
「そうねー。
そしたらオープン前に並んで買いに行くわ♪」
5:30息子たち 出かける準備
タマ 毛づくろい
お父さん 新聞
ダイキ
「わぁー、電車間に合うかな〜!
今日はー、平日やから6時始発やなー。
そろそろー、神ちゃんが来るとして〜、
30分かけてゆっくり駅に行けるな〜!」
父「駅5分で着くやんw」
(ガラガラガラガラ…)
神ちゃん
「おはようございまーす!
シゲー!!準備できてるかー??」
ダイキ
「はぁーい!!
今行くでぇ〜!!
あ、父ちゃん!
当直明けたら直帰な!!
寄り道とか、どっかで食べてくるとかせんで直帰!!」
父
「はいよー。」
母
「ダイちゃん、ナイス!!
あと、坊丸くんを晩ご飯に誘ってきてね!
私は相葉ちゃんに声かけるから!」
父
「はい、わかってます!(ビシッ!)」
タカヒロ
「まぁ、土曜日みんなで食べるんは
毎週恒例やからな。」
ダイキ
「行ってきまーす!」
父
「いってらっしゃい。
気をつけて行くんやで。」
ダイキ
「はぁーい!!」
(キャッキャ騒ぎながら登校)
母「お兄ちゃんは??」
タカヒロ
「今日は10時からやから〜、
2本目の電車に乗る〜。」
母
「ダイちゃんに起こされちゃったのね(笑)」
タカヒロ
「ええのええの!
みんなで朝ごはん食べれたし!
せや、ゲームやろっと!!
これめっちゃオモロイねん。」
母
「なんて健気…」
7:00出勤
父
「そろそろ行くかな〜。」
母
「いってらっしゃい!
お父さん、当直終わったら直帰よ!」
(念押し)
タカヒロ
「もう若くないねんから、寄り道せえへんやろ〜(笑)
遅かったらみんなで押しかけるで!!」
父
「それは…直帰するから!堪忍して!」
8:45 @交番
父
「はーい、おはよう。」
部下たち
「おはようございます!!」
父
「朝礼始めようかー…
あれ…1人足りない?」
「うぃ〜す!!☆」
同僚
「おーい、今日も遅いぞ!新人!!」
父
「坊丸くん、また遅刻か。
今日は?どうした??」
坊丸
「今日の晩ご飯をそこのキッチンカーの冷蔵庫に仕込んでました!!」
父
「そっか。あとは?なんかあった??」
坊丸
「あと?
なんやったっけな??
来る途中ぅ、商店街のそばで倒れてる人おったからぁ〜救急車呼んでぇ…いろいろやってたくらい、ですかねー?」
父
「ほほう…よう頑張ったな。エライな。
坊丸くんは遅刻よりも町の平和を大事にしててええな。」
坊丸
「かちょー、そんな褒めたらオレ泣いて喜んじゃうよ(笑)」
父
「ええ子やんか。
今度は何かあってもいいように、もうちょっと早く出て来れたらええな。」
坊丸
「オレこう見えて〜
今日6時に家を出てきたんすよぉ〜。」
一同
「早っ!!!」
坊丸
「腕めっちゃ疲れたぁ。
しんどーい!!
アカン!!ネイル欠けてるー!!!」
ー照れて言わないけど、
多分心臓マッサージしたな。
いつもと変わらない平和な1日が始まる、
そう思っていた…この時までは…
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