のど飴戦士アイバチャンseason8.5 【閉鎖編】
これはフィクションです。
登場人物は実在する人物とは一切関係ありません。
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@交番
ー深夜1:00
坊丸
「いやぁ〜。今日は平和っすね〜。
不審者も魔物もいなぁ〜い!!」
(ふわぁぁぁ) 大あくび
(ん〜ん) 伸び
※交番の偉い人と当直でもあまり気に留めてない新人巡査
警部
「坊丸くんが交番に泊まると急に町が平和になるような気がするんやけど。」
※新人の無礼な態度を今更気に留めてない、
宝塚署の地域課課長・交番所長・警部
(とても偉い人)
坊丸
「そーお??やったー!!
オレ、もしかして…
町の平和守ってるんちゃいます?
すっげー!
本物のお巡りさんみたい!」
(えっへん!)
警部
「本物やろw
急に実感湧いたんか!笑笑
まぁ、坊丸くんが事件呼び寄せるんは、
勤務中じゃなくて出勤の時やな!笑」
坊丸
「そうでしたぁ〜!!(笑)
オレ、いつになったら勤務時間前に出勤できるんでしょーかw」
警部
「ほれほれ、新人は口より手動かしてや。
出動記録書いたん??」
坊丸
「もう終わってますよ〜はい!」
警部
「そ、そうか。
じゃあ、日中頼んでおいた資料の整理は…
坊丸
「あぁ、そうそう!
それは頼まれてすぐにチャッチャ!
っとやっときました〜!
最後にもう1回くらい点検しようかな〜なんて思ってそのまんまっした!
どーぞ!!」
警部
「…坊丸くん、ホンマに仕事早い。
だからか。
ずっと自由時間にしか見えへんのは(笑)
しかもさ、時間かかってないとは思えないくらい丁寧やね。
凄いわー。
ダラダラしてるようにしか見えへんのに。」
坊丸
「ダラダラてw
オレ頑張ってるも〜ん!!(鼻息)」
警部
「ね。
保湿とか日焼け止めとかネイルとか…
髪のダメージ対策もか。」
坊丸
「仕事も!!
やってますから!笑」
警部
「はははっ!ごめんごめん 笑笑
…これ凄ない?
穴あけパンチが1ミリもズレてへん!!
これ、紙の角がピッシリ合いすぎて刺さりそうや!!」
坊丸
「えっへん!几帳面なんですっ!!
かちょー!
オレの心配はいいっすから!
おっちゃんは仮眠に行ってきてください!」
警部
「お、おっちゃん…
そ、そうかぁ…じゃあ、頼むわ。
(自分でおっちゃんと言うより、他人に言われた方が大分ショックらしい)
出動とか、何かあったら無理せんですぐ起こしてな。」
坊丸
「ほいほーい。」
(1時間後…)
ー深夜2:00
ーちょっと仮眠したらすっきりした〜。
あかん。
もう…寝られへん…(笑)
やっぱりすぐ目覚めるなぁ。
歳や…ホンマ嫌やわ〜。
坊丸くん、そろそろ疲れてるやろう。
今朝も大変やったしな。
ああ見えて気ぃ弱いから1人やと心細いやろう。
残り1時間…前倒しで休ませてあげようかな…」
(ガチャ…) 休憩室のドアを開けて更衣室へ
(ガチャッ!ガチャッ!) ドアが開かない
※休憩室からデスクのあるところへ戻るには、ドアを開けて更衣室を経由し、更にドアを開けて出るのであるが。
デスクのあるところに通じる、更衣室のドアが開かない…
ーおかしいな…
前から更衣室のドアは建て付けが悪かったけど
警部
「おーい!!」
坊丸
「ほーい!」
ードア1枚隔ててるので、
少し聞こえにくいが坊丸くんの声がする。
警部
「ドアが開かへんけどー??」
ーイタズラでもしてるんやろうか。
さっきの仕返し??まさかな。
(ガチャガチャッ!)
坊丸
「ホンマですね〜。
そっち、鍵かかってないっすよね?」
ーそうか、坊丸くん疑ってごめん。
鍵はこっちにあるんだったか!
(ガチャ…ガチャガチャ!)
(ガチャ…ガチャガチャ!)
警部
「開かん…!!」
坊丸
「鍵屋さん…!!
今営業してるとこ探してみますんで…
課長!!
とりあえずぅ…
…なぁんかしててください!!」
警部
「え?なんか…!?
えーーー!!!!!
(続く)
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