のど飴戦士アイバチャンSeason9 【第12話】
※これはフィクションです。
登場する人物、場所、団体等は実際のものとは一切関係ございません。
あらかじめご了承ください。
My name is Mr.ズドン
(ユーゴ)
「魔物だー!」
相葉ちゃん
「みんな、逃げて!
おれも逃げるから!」
一同(+ユーゴ)
「え?」
相葉
「ほら、スタジオの中で戦ったら修理費用かかるし。
おれも収入激減しちゃったからすぐ弁償出来ないし。
後で返すにもスタジオのオーナーさんが大変になるじゃない?」
(一同、納得)
相葉
「だからNo.35531のズドンさん。
移動するよ・・・」
「ズドン!」
(バキバキバキ)
相葉
「ひどーい!
壁に穴開けないでよ!
じゃあ今から戦っておれがあなたを人間にするから、あなたがちゃんと働いて弁償してよ。
オーナーさん現ナマじゃないと困ると思うよ!」
ホクト
「・・・ごもっとも。」
シンタロー
「・・・なんだけどね。
敵に何言っても聞いてくれない…
…ような…ような…ような。」
ジュリ
「・・・確かに。
そんな話、こないだ漫画で読んだ。」
タイガ
「・・・あ、あれでしょ。
あれ好きで僕も読んでるよ。」
相葉
「敵が聞いてくれないだろうっていうのは薄々分かってきたからさ。
ねぇ、お願い。
仲間は話聞いて。
逃げて。お願い。
もぉ、先に変身しちゃうよ。」
味覚トゥ!
相葉ちゃん は アイバチャン に変身した
HP100(+50) MP100
(ユーゴ)
「変身してるー!!
俺が憑依してるからボーナスHP付いてるし!」
ホクト
「丁寧に畳んでる…
どんなときでもちゃんとしてるなぁ。」
ジュリ
「なんかさ、俺たちここにいても多分邪魔になるよな。」
タイガ
「逃げよっか。」
シンタロー
「まーちゃん、こっちは任せて!
桃でも金でも浦島でもなく、
シン太郎
がみんなを避難させとくね。」
(ユーゴ)
「(苦笑)」
ホクト
「俺は逃げない。
もう逃げない。」
(ユーゴ)
「もう?
今まで逃げたことあったか?」
ホクト
「俺は、オーディション落ちたのをユーゴとシンタローのせいにして逃げ出した…」
アイバチャン
「状況が全然違うから逃げて…」
ホクト
「こいつに襲われて死にかけているユーゴからも逃げた。
コンビニ前で倒れたユーゴからも逃げた。
だから俺は…こいつを…倒す。」
(ユーゴ)
「ホクト、お前・・・
やっぱりあの場に居たのか!
そうだと思ったんだよ!
あの時相葉さんが足の止血のために巻いてくれたのが、
見覚えのあるキーボードの電源コードだったから…!!
あれお前が貸してくれたんだろ!!
病院で切らないで解いてくれて、ウチにあるから今度返すからな…!!
(相葉:
意外とユゴちゃんにバレてたんだ…
…というか、そんなバレ方!?
おれも知らなかった!)
(回想)
@ユーゴが大怪我をした現場
相葉
「なにか止血できるもの、ないですか!
細長いもの…ロープとか!」
ホクト
「あ…あ…。ユーゴ…。」
(ガタガタ震えながら鞄から何故か持ってた電源コードを出そうとする)
地元住民のおばちゃん
「あんたいいの持ってるじゃん!
(取り上げて相葉ちゃんに渡す)
これ使いな!」
@現在
ユーゴ
「まぁ、事情は分かった!
今はとにかくどっか行って!
シン太郎、頼む!」
シンタロー
「はいよー」
(ホクト、魔物と戦う前に
屈強な人間・シン太郎になす術なし。
強制退場。)
ホクト
「やめろー!
俺は逃げない!
もう絶対に逃げない!」
Mr.ズドン
「フフフフフフ。
ズドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン♪」
「なにこれ?魔物の技…?」
「うわ、体が勝手に…」
「なんかボーッとしてきた…」
「タタカウ、オレハ、タタカウ…」
Mr.ズドン
「へへへ。
ミンナ、イッショニ、タノシモウヨ。」
アイバチャン
「みんな…!!」
Mr.ズドン
「ズドン!」
ユーゴ
(あ、相葉さん!!
俺は魂分離しちゃいました!!)
アイバチャン
HP150→100 (憑依ボーナス終了)
「テキ、タオス…」
「オレタチ、タタカウ」
「ズドンセンセイノ、タメニ」
「オレハ、モウ、ニゲナイ…」
相葉
「みんなを傷つけずになんとか…、
だめだ、なんとかしてるうちにMr.ズドンにやられる…」
(続く)
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