のど飴戦士アイバチャンSeason10 【最終話ー中編】
※これはフィクションです。
登場する人物、場所、団体等は実際のものとは一切関係ございません。
また、物語に登場するのど飴の名称は実在のものを使用していますが、効果・効能に関しましては実在のものとは異なります。
あらかじめご了承ください。
@重岡家の晩ご飯
シゲママ
「今日はご馳走よ〜!
相葉ちゃんも手伝ってくれたの!」
相葉
「今晩は2人のお別れ会だからね〜。
ちょっと張り切っちゃった♡」
卓巳先生
「おーい、おれも帰るんだけどね〜」
相葉
「卓巳くん、ここの町民じゃなかった?」
卓巳先生
「ちがうちがう(笑)
ユーゴくんの診察と経過観察で居ただけだからさ、完治したから一緒に帰るよ〜💦」
ユーゴ
「皆さん本当にお世話になりました!
先生も俺のためにわざわざ東京から来て頂いて、ありがとうございます!」
卓巳先生
「ユーゴ君の診察といっても、魔物問題はまだまだ症例数少ないからよくわかんなくてごめんねー。
困ったらいつでも言ってね。
君の不思議な体質は多分人類を救うことになるよ。
ちょっとずつ解明しないとね。」
のんちゃん
「ええこと言う〜!」
相葉
「さぁ!冷めちゃう前に食べよ!」
タマ
「にゃにゃー!」
(タマちゃんお腹すいたー!)
シゲ
「アイバチャン頑張ったんやもんな。
いつも頑張ってる、プロの料理人の本気のごはん…
凄いわ…笑笑」
相葉
「神ちゃんのエビチリはこっちね。
エビ風チリだから!笑笑」
神ちゃん
「おおきにー!!」
一同
「いただきまーす!」
シゲ
「タマ用はどの辺?
ほれほれ、お腹すいてるやろ?
これと、これな。」(タマ分を取り分け中)
神ちゃん
「うまー!!
なにこれ?エビちゃうよな?
オレアレルギーやで??」
相葉
「それ全部ちくわだよ!」
タカヒロ
「これ、アイバチャンの実家の直伝メニュー?」
相葉
「直伝じゃないけど〜、真似して作った!
親父とあんまり料理したことないからね〜。
両親に食べてもらって、一応公認は貰えたよ。」
神ちゃん
「ごめんな、コロナ禍で人数集められなかったけど。
シゲの家族みんなと相葉ちゃんと俺と…」
くま
「ぼくも来たよ!」
#森のくまさん
#こぐま
#今日は中華ですが大丈夫ですか
ユーゴ
「くまさん、来てくれたんだ!」
くま
「こないだいっしょにサーモンのおすしたべた仲だからね。」
ジェシー
「可愛いこぐまだね。いい子だ。」
神ちゃん
「えー、読者さん。
大人数の会食ですけれども。
人間10人、動物2匹。
3人+1匹、3人+1匹、4人で
テーブルを分けて、
アクリル板を設置
し、感染対策はバッチリ行っております。」
のんちゃん
「普段ここのリビング6人と1匹で食べてるんやけどな。」
シゲ
「ホンマ、明日から寂しくなるわ〜。
横浜帰ってもLINEしようや〜。」
ユーゴ
「ねー!
すごいわー。
スーパースターと敏腕マネージャーとLINE交換出来るとか、数ヶ月前は考えてもみなかったわ〜。
まさか家に居候させてもらうとか…一緒にサッカーするとか…記憶失ってた時間がめっちゃ勿体ない…。
えー、どうしよう!
帰る前に2人のサイン欲しい💦」
神ちゃん
「え?なんでオレもwww」
ユーゴ
「ダイキくんの特集記事読みたくて買った雑誌で、2人のインタビュー読んだんだよ〜!」
相葉
「そうだった、2人の大ファンだったね!」
ユーゴ
「本当、こういう関係いいな〜って思って。」
シゲ
「サインここでええの?
フォトアルバムの表紙やんw」
ユーゴ
「ここにおっきく!」
神ちゃん
「裏にちっちゃくでええってw笑笑
ただの一般人やもんw」
ユーゴ
「いやいや、おっきく!
数年後のスーパースターだよ!
やったー!ありがとう!!
一生大切にする!」
シゲ
「そりゃ仲間から貰た大事なフォトアルバムやからなw笑笑」
ユーゴ
「これもね!
[😊]
相葉
「もう喋れるけどカード使っちゃうのねw笑笑」
ユーゴ
[😭][😍]
[🥺][😡][🙇♂️]
シゲ
「なんかもう懐かしいなー。
お兄としか会話出来んかったから寂しかったやろうに。」
タカヒロ
「ホンマ、治って良かった〜。
いつもしんどいって言ってたやん。
リモート授業とレポートに追われすぎて、
あんまり一緒に居られんでごめんな。」
ユーゴ
「いやいや!
俺さ、声出ないから言いたいことがみんなに伝えられなくて。
タカヒロが居てくれて本当に助かった!
ありがとね😊
みんな、定期的にくまちゃんの写真を俺に送って!」
くま
「ぼくは森の公衆電話からお電話するね!」
ユーゴ
「俺の電話番号ね、
080-****-****
だから。」
(紙に書いて、くまに渡す)
くま
「ありがとう〜😊」
ユーゴ
「くまちゃん、身体に気をつけてね。」
くま
「うん!」
ジェシー
「AHAHAHAHAHAHA!
ユーゴよかったね!
大変だったけど、思い出たくさん出来たじゃん!」
ユーゴ
「ジェシーも早くスマホ契約して、みんなとLINEしなきゃね。
契約したらみんなの教えていいー?」
一同
「オッケー👍🏻」
ジェシー
「ありがとー!!」
のんちゃん
「スマホの支払いは誰が…??」
ユーゴ
「・・・・・・!?
ジェシー、仕事探そう!
お金稼がなきゃ!
多少日本語苦手でも漢字読めなくても、この話術があれば大丈夫な仕事!」
相葉
「仕事は大丈夫そうだよね。
ハリウッドスターみたいな風貌だから…
ハリウッドスターになれそう!」
シゲ
「スカウトマンが多そうなところ歩き回れば1発やろうな〜」
ジェシー
「なにそれー!ハリウッドスター?
面白そうな仕事じゃん!
なんの仕事だろう??」
タカヒロ
「そっか、知らんのか(笑)
住民票出来たし仕事も探せるから、作っといてよかったな〜。
それにしても住民票の移動手続きまでよう今日中にやったな〜」
のんちゃん
「ホンマ、翔さん仕事早いわ。
まさか横浜帰る前に終えたとは!」
相葉
「まぁ〜、そういうとこあるよね〜。」
ユーゴ
「あの、相葉さん!
僕、ずっと気になってたんですけど。
ほんと、いつ聞こうかと思って。
戦闘中もちょっと気になってて。」
相葉
「え?なになに?」
ユーゴ
「相葉さんって。
まさかですけど!
翔さんと付き合ってないですよね?」
相葉
「ない!」
(一同爆笑w)
シゲ
「それ、それwww
戦闘中も気にしてたん?」
神ちゃん
「気になってたんやもんな。
聞きたいけど、さすがに戦ってる最中は聞けないよなwww」
ユーゴ
「声が出るようになったら聞きたかったんです、気になりすぎて。」
卓巳先生
「なんでそんなことになったの?www」
ユーゴ
「翔さんの家に行ったとき。
翔さん、料理全く出来ないって言ってる割に調理道具とか調味料が揃ってて。
しかも!
お酒とかみりんって1パックの量多いけど、男の1人暮らしだと結構余しちゃうじゃないですか。
なんか賞味期限まだ長いのに結構減ってて。
冷蔵庫に作り置きがたくさんあって。
料理初心者はなかなかやろうと思わないブリの照り焼きとかあったんです!
冷蔵庫の中に相葉さんがいつも飲んでるスムージーがたくさんあって。
そういえばその日お昼に僕にくれたお弁当、相葉さんのお店のメニューで。
お風呂には相葉さんと同じ匂いのシャンプーが置いてあって。
歯ブラシは2本あったし。
洗濯物の柔軟剤も相葉さんと同じ匂いで。
ベッド大きくて。
寝相が悪くて落ちちゃうからとは言ってましたけど…
…相葉さんが編みかけてたマフラーが枕もとに置いてありました・・・」
のんちゃん
「家の中にオンナの影とアイバチャンの影があったのな。」
相葉
「翔ちゃん家事一切出来ないから💦
おれが家事代行サービスみたいな感じでやってるの💦
ただの、こっちに来る前からの友達だよ💦
当時は翔ちゃん、ヒーローなの隠してたから知らなかったんだけど、一緒に町に来たの。」
ユーゴ
「変なこと聞いてすいません。
すごく納得しました!
だって〜、翔さんに聞いたらすごい動揺してるんですもんw笑笑
ち、ちがう!
ほんとに!これはぁ〜!
って!」
神ちゃん
「あまりにも物的証拠が揃いすぎてて、動揺するわw笑笑」
ユーゴ
「そうだー!
神ちゃんとの約束を果たしたいんだけど、今いいですか!!」
神ちゃん
「ホンマ!?やったー!!
ついに念願叶うんか!!」
くま
「なんの約束してたの?」
(ユーゴ、ベースを持ってくる)
タカヒロ
「おー!!いいなー!!」
ジェシー
「セッションだね!」
神ちゃん
「メトロノーム、100bpm…!」
ユーゴ
「あ、ちょっと待って…
これ…
99.6…
シゲ
「細かっ!」
濵ちゃん
「すご!
ベースやってるとそこまでわかるんや!」
ジェシー
「あ、これ僕の能力だ。
ユーゴに魔力入れてるから受け継がれちゃってたんだ!!
全然気づかなかったよ!!
AHAHAHAHAHAHAHA
のんちゃん
「最終回まで気づかんかった!
これか!」
シゲ
「せや、川で溺れて助かってる時点で魔物から何の能力受け継いでるのか少し気にはなってたけど。」
神ちゃん
「しかもユーゴ君に関しては、助けたのはジェシー君の魔力って知ってたのにw」
卓巳先生
「一時期は魔力の過剰分でジェシー君のその他能力も使えてたからね。
最終的に残ったのがこれか!
魔物から受け継いだ能力はね、
シゲちゃんのサッカースキルとか、
お兄ちゃんの動物と喋れるのとか、
坊丸くんの異常な動体視力みたいな感じ。
1回貰ったら一生使えるからね。」
ユーゴ
「便利そうで不便(笑)
最近音が聞こえるとすぐ気になっちゃうの。
時計の秒針が30〜45秒くらいまで59.9bpmだなとか。」
シゲ
「だからウチの時計ピッタリ合わせても時間経てば遅れるんや。」
シゲママ
「せや、しばらく電池替えてないわ〜。
弱ってるかもな〜
お父さん取って〜!」
シゲパパ
「は〜い!
(バン!)
相葉
「わっ!真っ暗!停電?」
シゲママ
「ブレーカー落ちちゃったかしら?
え?でも時計は電池式よ?
なんでかしら?」
シゲパパ
「お母さん、俺見てくるね。」
シゲママ
「お父さんありがとう♡」
くま
「真っ暗💦」
神ちゃん
「ほな、怖くないように弾こうか〜。」
× × × ×
C C B G A G 〜
♪ ♪ ♩ ♩ ♩ ♩〜
↑
(正しくは
付点8分音符、16分音符)
一同
「♪ハッピーパースデートゥーユー!
♪ハッピーパースデートゥーユー!
♪ハッピーパースデー ディアー
ジェシー〜♪
HAPPY BIRTHDAY
TO YOU〜〜〜♪♪♪
(拍手喝采!)
ジェシー
「え?え?」
(パチッ)
ジェシー
「あ、電気付いた。」
ジェシー
「WOW!」
ユーゴ
「ジェシー!
誕生日おめでとうー!!」
🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉
シゲ
「1日早いけどな!
明日で何歳なん?」
ジェシー
「2せん5ひゃくさい〜(泣)」
一同
「2500歳おめでとう〜!!!」
👏👏👏👏👏👏👏👏🐾🐾
(ジェシー号泣)
神ちゃん
「めっちゃ喜んでもらえたー!!
いままでで1番楽しいセッションやったわ〜!!
ユーゴ君ホンマにありがとう😊」
(22:30へ続く)
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