のど飴戦士アイバチャンSeason8 【第1話】
※これはフィクションであり、登場する人物、場所、団体等は実際のものとは一切関係ございません。あらかじめご了承ください。
@町の交番・取調室
「嘘つきは泥棒の始まりって言うやろ?
お前がやってることは隠し事ちゃう。
嘘や。
前も、もうしないって言うたやろ?
平気で嘘を付く奴は!
いずれは人のものに手を出すような奴に成り下がって*¥$#%€…」
相葉ちゃん (相葉まさき:キッチンカー経営)
「取り調べ…結構かかってるね…。
確かに、いけないことだけど…」
(※取調室のドアに耳を付けて盗み聞き)
神ちゃん (神山トモヒロ:高校生)
「まぁ〜こう…
…しょっちゅう続くとなぁ〜。
そりゃ怒られるよな〜。
しゃーないわ。
あいつは重罪やぁ!
(ピッカーン!)
坊丸 (森坊丸:ギャル男警察官、交番勤務の巡査)
※交番の中で近所のおばちゃんの長話付き合い中
(坊`-´)…オレも昔はよぅやってたな〜ウンウン
テスト隠し罪
#犯人のバカ息子
シゲの父 (警察官、交番勤務の警部)
「お前、高2最初の実力テストで合計0点って!
1年間、神ちゃんと一緒に毎日勉強してたとは思えへん!」
シゲ (重岡ダイキ:おバカ高校生)
「ホンマにその通りです〜(汗)
おかしいなー。
むっちゃ勉強頑張ったんやけどなぁー。」
シゲパパ
「まぁ、確かに。
難しい学校やし、覚悟はしとったんやけど!
それはそれでしゃあないとは思うで?
でも、親にテスト隠したらアカンよな!!」
シゲ
「は、はい!
次は!次は絶対隠しません!」
神ちゃん
「次は隠さへんけど、次の次からは1科目ずつ隠すやろうな、あいつ。」
相葉ちゃん
「そんな〜、そしたら取調室で怒られるだけじゃ済まなくなっちゃう!
拘留されちゃいそう!!
そのときは、神ちゃん!
シゲちゃんの弁護を!!」
神ちゃん
「ボスぅ〜あいつの弁護は無理や〜!
もう救いようないわ〜!」
#なかなかの無茶振り
#神ちゃんの対応力
相葉ちゃん
「よいこのみんなはテストを隠さず、
ちゃんと両親に見せましょう!
正直が一番!」
シゲ(パパから釈放された)
「ふぅ〜。
やっぱりオトンに隠し事はでけへんな。
もう〜!
元敏腕デカな上にテスト隠す息子が2人目やとな、目が肥えすぎてて肩の動きだけで隠し事がバレるんやもん〜」
相葉ちゃん
「え?お兄ちゃんも隠してたの?笑笑
シゲちゃんパパは点数悪いくらいじゃ怒らないと思うんだけど。
子供たちが真っ直ぐ育ってくれたらそれだけげいい!みたいなタイプじゃない?」
神ちゃん
「…相葉ちゃん!?
なに?そのブロッコリー!?笑笑」
坊丸
「あのババァこれ置いて帰ったわ〜」
坊丸:さ、まーくん!美味しく茹でて〜♪
相葉:おれにまかせて…!
(生でバリバリ)…新鮮だね!
パパ:坊丸くん!
ババアやなくて、オバちゃん!💦
大きな声で言わないの💦
@交番のお隣・キッチンカー
タマ(重岡家のネコ♂)と
ダイキチ(シゲの恋人・トモちゃんのウサギ♂)
「にゃー!にゃー!!」
「ぷー!ぷぅー!」
「にゃにゃー!」 (じゃれあい中)
シゲ
「お、タマちゃ〜ん♡
ダイキチとお茶してたんか」
神ちゃん
「おしゃれな言い方!」
タマ
「にゃー!!にゃー!!にゃにゃーー!!」
(こいつのしっぽ、無駄に丸くて柔らかくてフワフワしてて腹たつねん!)
ダイキチ
「ぷーぷー!」(ええやろ〜!)
神ちゃん
「タカヒロ兄がいない今、こいつらの言うてることが1ミリもわからん!」
シゲ
「もしかして!
オス同士の禁断の愛か!」
タマ・ダイキチ
「にゃー!」
「ぷー!」
(ちゃうわ!)
(ダイキチ、タマのひょろっとした細短いしっぽを触る)
※尻尾はこんなの↓
#細すぎ
#見えにくいわ
シゲ
「貧相で可愛ええやろ〜、タマのしっぽ!」
タマ
「にゃー!!💢」(おこ)
(シャッ!)
シゲ
「もぉ〜タマ〜(笑)
シャーシャー言うても可愛ええんやけど〜、痛いにゃ〜。
ほれほれ、
よしよしよしよしよしよしよしよし♡」
タマ
「にゃー!!」
(ネコパンチ!)
シゲ
「アウチ!」
(ノックアウト)
タマ
「にゃー。」(ふぅ〜。)
(こぶしに息をかける)
ダイキチ
「ぷー、ぷー!!」
(おー!タマ、やるやんけ!)
神ちゃん
「え?ネコに負けるん?ウソやろ?w
大丈夫?立てるか?」
シゲ
「神ちゃんおおきに。
タマ、スゴイわ…笑笑」
相葉ちゃん
「まぁまぁ、みんなでこれたべて♡」
神ちゃん
「お♡これは…♡
メニューの左下にあった、
ベリー増し増しチョコレートパフェやないの♡
ほほほほほ♡」
シゲ
「あー!
こないだ神ちゃんが食べるか食べへんかで悩んで、結局高いからやめたやつや!」
相葉ちゃん
「もう会計済みだから安心してね♡」
神ちゃん
「きゃー!!♡♡」
シゲ
「神ちゃん良かったな〜!」
相葉
「アキトくんが今月のバイト代出たから〜って、2人の分払ってくれてたの〜!」
神ちゃん
「お兄〜〜〜!もう最高〜!」
(これでブラコンが落ち着いたら完璧!)
シゲ
「あれー、ウチのお兄も同じバイトしてるはずなんやけどな〜」
@その頃…
タカヒロ
「ハックション!
うわぁ〜、誰かウワサしたんやろか〜。
ま、ええか!」
@現在・公園のキッチンカー前
神ちゃん
「そんじゃ、頂きます!!」
「にゃー!」「ぷー!」(ええな〜)
相葉
「タマちゃんとダイキチくんには動物用ね!
こちらはお店からのサービスです♡」
「♪ ♫ ♪ ♫ ♪ ♫ ♪」
相葉ちゃん
「…あれ?今日は雨予報じゃなかったよね?
なんだか雲行きがあやしいな…。」
タマ
「にゃー!にゃー!!」
(ピカッ!)
タマ
「にゃー!にゃー!!」
(何やこの光!吸い寄せられそうや!)
(タマ、避ける)
神ちゃん
「え?え?
な、なに〜!?」
(パーン)
神ちゃん
「わぁー!!!」
シゲ
「か、神ちゃん…!?
神ちゃんが…
消えた・・・・・・。」
(続く)
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