のど飴戦士アイバチャンSeason8 【第2話】
※これはフィクションです。
登場する人物、場所、団体等は実際のものとは一切関係ございません。
あらかじめご了承ください。
dark side〜day1〜
神ちゃん
「んー、、、いててて
ここはどこ…
わっ!
神ちゃん
「何なんここ!
さっきシゲと一緒に相葉ちゃんのとこにおったやろ?
タマとダイキチもおって…
パフェ…持ってる。
そう。
さっきお兄が支払い済ませてくれてたって、前から食べたかったベリー増し増しチョコレートパフェ作って貰って…
※カミチャンは【アイテム】をもっていた
→食べかけの
ベリー増し増しチョコレートパフェ
(グルゥ…ガウ…ガァ!ガルァア!)
神ちゃん
「なに?なんか動物の鳴き声する。」
(グァッ!グルゥア!ガァ!)
神ちゃん
「近くに来た?どこ?」
神ちゃん
「ネコちゃん?」
魔獣
「グルゥゥア!ガァッ!」
神ちゃん
「きゃー!
これ絶対ネコちゃう!
やめてぇ〜!」
魔獣
「ガウ!ガルァアアア!」
???
「グビー!!グビグビー!!」
神ちゃん
「他のヤツも来た〜!
これ絶対魔物やんけ!
見るからに魔物やー!
イヤァ〜!」
魔物
「グビー!」
魔獣
「ガルルルゥア!ググググググ…」
魔物
「グビー!グビー!」
(神ちゃん、魔物に抱えられ連れ去られる)
human side〜day1〜
シゲ
「神ちゃん、どこにもおらん…
さっきのやつ何なん?
大丈夫な…」
アキト (神ちゃんの兄・大学生)
「トモく〜ん
ウワァァァァァァァ〜」
シゲ
「あ…アキトくん。
あの〜、
大丈夫!
絶対大丈夫や!
今までやて、神ちゃん危ない目に遭うても解決してきたし!
この町はヒーローいっぱいいるんやも…」
タマ
「ニャアァァァァァァ〜」
シゲ
「た、タマちゃんも!?」
タカヒロ
「タマがな、
あの光避けたせいや、
神ちゃん、アキト兄、ホンマにゴメン!
全部ワシのせいなんや。
って言うてる。」(通訳)
ダイキチ
「ぷぅ〜!ぷうぷぅ!」
タカヒロ
「避けなかったらタマがどっか行ってたやろ。
お前はどっか行っても帰って来られへんやろ!
そんなら神ちゃんの方が賢いやん!
って。」(通訳)
シゲ
「タマ!
何も悪ないで!
元気出しぃ!
相葉ちゃん
「ただいま!ゴメンねっ!
加藤さんのとこ、行ってきたの!」
シゲ
「古本屋の加藤さんな!
悪党図鑑の新刊入ったんやろ?」
相葉ちゃん
「そうそう!
この本によると…
魔界生物が人間界に穴を開けるときって、
光るらしい。
さっき、光ってたよね!」
アキト
「ってことは、
トモくん
やっぱり魔界なんや
うわぁぁぁぁぁぁ〜ん
トモくん、かわいそうに。
無事でいてくれ、お願いやから。
(嗚咽)」
シゲ
「そしたらアイバチャン
得意分野!やろ?」
相葉ちゃん
「得意分野…
他よりはねぇ、知ってるね。
ご意見番にも聞いてみて…ねぇ?
ほら、あの人元々魔物だし、魔界に住んでたじゃ…」
ニノ
「俺もう魔界行けねぇぞ。」
相葉ちゃん
「返事早っ!
ちょっとデリカシーなさすぎじゃない?
その言い方!」
ニノ
「しょうがねーだろ!
どこかの誰かさんのせいでもう魔力ねぇのは事実だし。自分で行けねぇんだよ。
この通り、魔界でも育ち良くねぇからさ。
学校行ってねーから行き来の仕方なんて詳しく知らねーし。」
相葉ちゃん
「学校で勉強できるんだ。
どんな人が学校行けるの?
行ってた人に連絡とか取れない?」
ニノ
「学校行けるのは…
こっちで言う年商ウン百億の大金持ちの家とか。」
タカヒロ
「うわ…ウン百億…
凄いな…そんなに金ないと学校行けへんのか…」
ニノ
「王家の家出小僧だって一応学校卒業してるらしいからな。
あー、魔界の第2王子な。
家出して帰ってこないと魔界では有名な。
どうせ勉強したこと使わねぇなら俺に席譲ってくれてもいいのにさ。」
アキト
「因みにそんな環境の中で学校に行ってたような知り合いは…」
ニノ
「それが…」
相葉ちゃん
「そっか…そうだよね。」
ニノ
「1人いる。」
一同
「えぇ〜!!」
相葉
「いるの!?」
ニノ
「そんな驚くなよ!
それよりアイツが学校行ってたことに驚くだろうよ。」
アキト
「電話!電話!!
取り急ぎ!至急!
今すぐ!直ちに!!」
ニノ
「ダメだ、アイツ仕事中に連絡したら怒るから!
そろそろ終わるだろうけどさ…」
淳太
「お!ちょうどみんなおった!!」
ニノ
「ウワサをすれば…!!」
淳太
「やっぱりウワサしてたんや。
俺もみんなに用事あったし、さっきクシャミ止まらんかったからそうやろうなって思ってた!」
ニノ
「おぉ。
ウワサの年商ウン百億!」
タカヒロ
「王子ちゃうんか。」
淳太
「誰がマサヤ・ジョージや。」
ニノ
「うわ、懐かしい!
そう言う名前だったよな、あの第2王子。」
シゲ
「じゅんた!
たすけて!」
淳太
「みんなゴメン!
仕事早めに切り上げて来たんやけど!
みんな待ってたよな…!!
相葉
「あれ?
淳太先生にL○NE送ったけどまだ何にも言ってなかったよね?
この状況知ってたの?」
(続く)
0コメント