のど飴戦士アイバチャンSeason8 【第4話】









※これはフィクションです。登場する人物、場所、団体等は実際のものとは一切関係ございません。
また、物語に登場するのど飴の名称は実在のものを使用していますが、効果・効能に関しましては実在のものとは異なります。
あらかじめご了承ください。

















human side〜day2 続き












ぬ〜べ〜
「なんや!?この飴ちゃん!」









これは凄い…!!











この町に降り立ってから感じていた、重だるさ、耳鳴り、全部なくなった!!
確かに魔物の気配は四方八方から感じるけど、不快感は一切ない!」













シゲ
「味覚糖のど飴って言うんや〜
この町で魔物と戦ってくれてるヒーローが使うてるんやで。



たった1粒舐めるだけで魔物を一瞬で人間にするくらいのパワーなんやで〜。
意外とすごいやろ〜!













さ、こっちこっち!
アイバチャンんとこ行こか〜!
なんか仕込んでたで〜。」


























@公園・キッチンカー









シゲ
「アイバチャ〜ン!
ぬ〜べ〜来たで!!」













相葉ちゃん
「初めまして!
シゲちゃんがいつもお世話になってます!
茹でたてですよ〜。
これすごいの!
1日たっても鮮度落ちてないんですから!

















ぬ〜べ〜
「どうも初めまして〜


重岡くんのお母さんですか?」
素敵ですね〜若々しくて可愛らしい!















シゲ
「よぅ言われるけどちゃうの!
ほら、さっき言うた!
飴ちゃんで戦うてるヒーローのアイバチャンやで!」














相葉ちゃん
「おれ男なんです。」
(16歳の子のママかぁ〜
確かにママさんと歳近いけど…)













ぬ〜べ〜
「た、大変失礼しました!
お綺麗だし、スタイルも良いからてっきり…勘違いしてしまいました」













シゲ
「ぬ〜べ〜メッチャあほ!

さすがにわかるやろ!笑笑



まぁ、結構いい歳のオジサンには見えへんよな。」












ぬ〜べ〜
「お、おじさん!?

さすがにウソやろ!!」












相葉
「それが本当なんですよ〜。
ヒーローは年齢ヒミツで言えないんだけど(笑)」














シゲ
「ほな、俺はこれで。
タマと隠し芸の練習してくるっ!
ほら、ウチのタマちゃん賢いし器用やろ?
将来的にはタマちゃんと丸儲けする予定やから〜!」



















(スタスタスタスタスタスタ…)




















※おウチで練習中のタマちゃん






















ぬ〜べ〜
「帰るの早っ!」














相葉ちゃん
「シゲちゃん、ああ見えて気丈に振る舞ってるだけなんです。
結構悩んでるんですよね〜。



って、もう家入っちゃってるし。」













































ぬ〜べ〜
「ってか、重岡と神山の家に家庭訪問するって言ったんだけどな…笑笑」













相葉
「シゲちゃんちに先に行くことを強くお勧めしますね。笑笑











今日は土曜日だから、神ちゃんママは仕事はお休みなんだけど〜





…ほら、シゲちゃんちに行くの遅くなっちゃうからさ。」
















ぬ〜べ〜
「?????








あ、そういえば。
重岡からまだ何があったのか詳しく聞いてないんですけど。」

















(相葉ちゃん、ぬ〜べ〜に事件の概要を説明中)
※割愛




















ぬ〜べ〜
「なるほど。
これは…警察には被害届とかは出してるんですか?」













相葉ちゃん
「それはもう!
ここの隣が交番ですから!」
















(ドーン💥) 

 (*‘◇‘)ノはい!ここ!















交番の所長さん
「相葉ちゃん、解決出来そう?
何も出来ず、ホンマにすまん。」









相葉ちゃん
「シゲちゃんパパ!ちょうどよかった!
今ね、助っ人が来たの!
シゲちゃんの担任の先生の…












そう、
シゲちゃんの担任の先生!」












ぬ〜べ〜
(名前忘れた?
この人…今多分名前忘れたよね??)













所長さん
「鵺野先生!!

いつも息子がお世話になってます。
重岡の父です!
ご迷惑ばかりおかけしてホンマにすいません!(めっちゃ深々お辞儀90度)」













相葉ちゃん
「パパ…完全に思うところがあるでしょ」













ぬ〜べ〜
「お、お父さんですか!
これはこれはどうも〜
そんなそんな、頭あげてください💦







この事件は警察の方ではどのように…」













シゲ父
「それが…!警察では捜査が出来ないんですっ!
たしかに他の地域の交番より魔界には詳しいですが、



魔物には職務質問も任意同行も通用しないし、人間が魔物を現行犯で逮捕できないんです💧」













相葉ちゃん
「そんなことしてたらお巡りさんみんな魔物に食べられちゃうからね。」















ぬ〜べ〜
「じゃあ、神山をどうやって迎えに行けば…。」















相葉ちゃん
「今考えてたのは…













・・・・・・。















(メモを取り出す)

















相葉ちゃん
「作せん①
じゅんた先生(もしくはデビルと2人)が、
いったん、ま界にいけるくらいまものに戻る。
(ハーフみたいな)
そしたらじゅんた先生がかみちゃんを半分ゾンビにしていっしょにもどってくる。
(じゅんた先生すごいからそういうのできる)
※Season2さんしょう




作せん②
じゅんた先生んちのおてつだいさんにてつだってもらって、かみちゃんにがんばってにんげん界にかえってきてもらう。」




作せん③
行ったときとおなじほうほうでかえってきてもらう










ぬ〜べ〜
「(すげーひらがなだらけ)」












相葉ちゃん
「作せん①は、失敗したらみんな帰ってこれないんだけど、先にやってみようと思って。
今飴の配合を変えてみてるの。」











ぬ〜べ〜
「さっきの飴ちゃんか!」












ニノ
「これ、いいんじゃないか?」










姿は魔物に戻ったけど、人を襲いたいと思わないぞ?















ぬ〜べ〜
「ま、魔物!?
でも水晶の反応が…弱い。」












相葉ちゃん
「こいつ元々は魔物だったの。
飴舐めて人間になってたんだけど、
配合変えた飴を舐めたらこうなってる…







ちょっと!
一発で大成功でしょ!
今すぐ魔界に行ってきてよ〜!」












半デビル・ニノ
「おい、淳太がいないと成功しないって言ったのお前だろうが!

早く次の飴舐めるタイミング考えとけよ!」















相葉ちゃん
「ほーい♡」







ニノ
「うっぜー。チャラ男お巡りの真似してる。」






坊丸 (新人お巡りさん)
「ギャルやし!チャラ男ちゃうし!」









ぬ〜べ〜
「す、すごい金髪…
警察官…?ギャル??
本物なん?コスプレちゃうよな?
でも今交番の中から来たよな?」












相葉ちゃん
「時間配分や配合を上手くやらないと、完全に人間になっちゃうか、完全にデビルになっちゃうから大変なんだよっ!」
















半デビル
「今回は戦わないけど頭使うんだな、
大馬鹿なヒーロー。」















相葉ちゃん
「ひどーい!!」














ぬ〜べ〜
「(会うたばかりやけど、残念ながら否定できないような気がする…)」













シゲ父
「こらこら、2人とも仲良しなのは十分わかっとるから。」















ニノ
「で?お前は?
霊能者って何をすんの?」














ぬ〜べ〜
「幽霊とか魔物は成仏できる、あとは気を送り込んだり心を読んだり…」














相葉ちゃん
「すごーい!いいワザだね!!」












ニノ
「お前はのど飴とゲロマズ茶で攻撃するしか使えねぇからな///笑」(ニヤニヤ)














相葉
「もぉ〜!いちいちうるさいなぁ〜!( `‘◇‘)








ってことで、夜にみんな集まったら改めて作戦を確認して出撃します!



それまで先生は家庭訪問!
おれはご飯作りながら飴の研究!
ニノちゃんはそこで座ってて!!」










ニノ
「雑な指示だな。」






















(続く)

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