のど飴戦士アイバチャンSeason11 【第2話】







※これはフィクションです。
登場する人物、場所、団体等は実際のものとは一切関係ございません。
また、物語に登場するのど飴の名称は実在のものを使用していますが、効果・効能に関しましては実在のものとは異なります。
あらかじめご了承ください。


















ふんふんふーん♪♪♪♪♪










まる!まる!
まる!まる!








まるめて♪まるめて〜♪











出来上がり〜♪


















#アイバチャン
#キッチンカー経営者
#兼人間界のヒーローな退治屋さん
#飴使い戦士
#飴作ってました
#冷めるの待ってる
#あとは秘伝の粉を表面につけておしまい
#弟子の到着待ち
#独特の歌のセンス













相葉ちゃん
「遅いなぁ。
シゲちゃん神ちゃんと合流出来たかな?








あ、たいへん!
鍋お湯につけとくの忘れてた!
こびりついた飴固まっちゃうよー💦
あーあ、またやっちゃった💦













神シゲ

「アイバちゃーん!」

「たいへんや!」













相葉
「おかえりー!
トモちゃんも久しぶりだねー






って!待って!
おれの弟子たち置いてきちゃったの?笑笑」













シゲ

「ちゃうの!

魔物!


魔物が駅前の草原に居るんやて!









ユーゴ君が魔物に狙われてるかもしれんくて、ジェシーが今助けに行ってる!」















相葉
「え?っと?
2人は一緒じゃなかったの?別行動?」














トモちゃん
「ごめんなさい。
私を魔物の結界から出そうとしてくれて…ジェシーさんはダイちゃん達に会うまで私と一緒に来てくれたんです…」












相葉
「結界抜けるの難しいんだよねー。
何も教えてないのによくやったよ。
シンパイしてたけど、いい弟子だね♪




トモちゃん、あとは任せて!ね?」















神ちゃん
「アイバチャン!早よ来て!
詳しくは途中で話すわ!」











相葉
「そうね、助太刀しなきゃ!」











トモちゃん
「ごめんなさい、私のせいで…」












シゲ
「トモちゃんは何も悪ない!
大丈夫やで。

まだ1回も訓練受けてないにしても、2人ともセンスの塊なんやで。
前にこの町で魔物と戦ってんねん。
8月には地元に出た魔物2人だけで倒してる。


アイバチャンも助けに行ってくれてるし、ホンマに心配いらんから。




ほら、アイバチャン、昔からすごいヒーローやろ?

俺、小学生の頃からずーっと助けて貰てんねんで?

アイバチャン、今呑気に喋ってたようで案外本気やで。」










トモちゃん
「ダイちゃんありがとう。

アイバチャンの本気、わかりづらくて事の重大さが伝わったのかどうか…💦」











シゲ
「大丈夫、わかってくれてる。






ほれ、手に寸胴鍋持ってたの忘れて…


















鍋持っていきよったwww」














相葉
「あれ?なんか走りづらい。
最近太ったかなぁ?」








神ちゃん
「あっ・・・」




















トモちゃん
「(クスクス)



ダイちゃん、ありがとう。」






















@駅前の草原









ユーゴ
「ま、魔物…。やばいぞ。」








魔物
「そんなにビビらなくてもいいだろう。
さっきまで一緒にいたお前のツレ、あいつも魔物だろ。


あぁ、お前凄くいい匂いだ。
食欲をそそる。

痩せてて食べるところ少ないけど。
若いし、体力ありそうだし、
食べ頃じゃないか。

それに、人間の癖に良質な魔力を持っている。
食べない理由が見つからない。




ユーゴ
「やばい。
どうすればいいのか全然わかんねぇ。




あれ?
俺ってなんでヒーローの適性検査受かったんだろ?


ジェシーは元魔物で魔力使って戦えんじゃん。


俺って、怪我の治りが早いことと、血が魔物にとって猛毒なこと、魔力に洗脳されないこと、強化されたジェシーの魔力だけは使える…


え?
俺、防御以外弱くね?
血使いすぎたら貧血起こしそうだし、魔力使うとなったら…ジェシーいないと全く戦えないんじゃね?


そして今ジェシー居ねぇし。
あー、どうしよ。」










魔物
「なにブツブツ言ってんの?
考えごとしてる場合じゃないと思うよー。」










(バッ!)














ユーゴ
「痛っ!」







HP200→50















(シューーーーーーーーー)










ユーゴ
「傷の治りだけは早ぇな。」

HP50→200 (MAX)










魔物
「へー、凄いじゃん。
これ、何の力使ってるの?
身体の中にある魔力は関係なさそうだね。


じゃあ、HP一気になくせばいいってことだね。」









ユーゴ
「(ギクっ)

そうか、、、

回復出来るって言っても一撃でやられたら終わりじゃん。





俺弱ぇよ。





てかこの人頭良さそう。
そんな分析しながら戦うのやめてほしい。」









(バッ!) (バッ!) (バッ!)













ユーゴ
「とりあえず、避ける!」










魔物
「利き足は右かな?」










ユーゴ
「なんでそんなことまで!




この魔物やだぁ〜




そうだ、ポケットに…
あった、あった。」













ユーゴ
「これでも喰らえー!!ヤー!!!」










魔物
「うわっ。退治屋の飴。

匂いを逃れてここに来たのに、こっちにも居たのか。


この匂いが強いとき、退治屋はそこから離れない筈だ。
でも何故…。」









ユーゴ
「ほら、考えごとしてる場合かなー?



味覚トゥ!」












魔物
「痛っ。」


HP1000→980









ユーゴ
「利き足がわかったところで、俺の足がどこまで利くのか知らねぇだろ?」










(よろけた魔物の足に右脚を引っ掛ける)











魔物
「うわっ」










(顔から転倒)






HP980→900
















ユーゴ
「サッカーやってて良かったー。」










魔物
「ひどい退治屋だ。
あぁ、僕の顔が。」













(パァーーーーーー)








ユーゴ
「わ、怒らせちゃった!

ごめんなさい💦

お顔を狙ったわけじゃないんですけど!












(ババババババババ!)















ユーゴ
「た、大量!
しかもちょい右側にばっかり!













(ババババババババババババババ)













ユーゴ
「やばい、逃げきれない!




あ、もうダメかな…」






























(身体が宙に浮いて飛ぶ)

















ユーゴ
「あ、俺、ダメだったんだ。」















(浮いた身体が後ろから抱きしめられてるような感覚がする)

















ユーゴ
「あぁ、神様。ありがとう。
最期に優しくしてくれて。。。」






















ジェシー
「チョットォ〜!
それ、神様じゃなくてジェシーに言ってくんない?







ユーゴ、助けに来たヨ!」










ユーゴ
「お、王子様みたいなタイミング…

ジェシーやっぱスゲーわ!」













ジェシー
「あら、痛み入りマス。
My princess♡」











ユーゴ
「俺、プリンセスなの??




え?それで俺、生きてるの?」













ジェシー
「当たり前デショ!
絶対!死なせないンダカラ!


アイツニ何サレタノ?
ユーゴがヤラレタ分、僕ガ全部ヤリ返スカラネ!」















(シュタ!) 着地












ユーゴ
「わ〜、良かったー!
ジェシー!会いたかった〜!」


















ジェシー
「ユーゴ、hugシテクレタ!
ハジメテ!ヤッター!!」










ユーゴ
「あの魔物さんにやり返して〜。」














ジェシー
「攻撃サレタダケ?


touchモ、hugモ、サレテナイ?
ボクヨリ先ニchuシタラ僕ガ※×¥#^$÷」

#規制しました
#不適切発言
#作者より














ユーゴ
「お前以外は俺にやんないだろ?


攻撃されたし、俺の特徴やたら分析してくる!
頭良さそうなんだよ。」














ジェシー
「ワカッタ。」
















(バキバキバキバキバキバキ…)














ジェシー→Mr.ズドン

「ズドン!」











魔物
「へぇー。
さっきまで普通の人間の姿だったのに。
魔力の使い方が上手いんだね。





魔物の中でもかなり強そうだ。
魔力を増強させることによって全身の筋力も強くなってる。

だから喉の筋肉が動きにくくて話しづらくなるんでしょ?」











ユーゴ
「ほら!これ!
いちいち分析してくんの!」













Mr.ズドン
「コレカァ。
ネェ。ユーゴ ガ イヤガッテルヨ。

アンマリ イッタラ ボク オコルヨ。」












(ババババババババ)




(ズドン!)













魔物
HP900→10

Mr.ズドン
HP50000→49800









ユーゴ
「ジェシー!大丈夫か!?」










Mr.ズドン
「ダイジョウブ。
ソッカ、ユーゴ マダHPワカンナイモンネ。」














ユーゴ
「ジェシー結構減ったの?」








Mr.ズドン
「イイヤ。ゼンゼン。
ホントニ、チョットダケ。

ダッテ、ボクノHP、
コノマモノノ50バイ。



テキノHPハ、9ワリ?
ホトンド ケズッタネ。
アト10ダヨ。オシカッタナ。」














ユーゴ
「良かった。もうちょっと・・・」













(ガシッ!)














Mr.ズドン

「ユーゴ!」















魔物
「フフフ。
2人でイチャイチャしてるけどさ。
よそ見してる場合かな?



これ以上攻撃してみろ?
君の恋人が死んじゃうよ?」















ユーゴ
「ジェシー、ごめん。。。」














Mr.ズドン
「クソッ!

コイツ、ユルサナイ。」



























(バコン!)


















魔物

「グハッ!」















(カランカラン…)
















魔物
「どういうことだ…。」



HP10→0
















アイバチャン
「ほらほら、よそ見してるのはどっちなの?
こっちにもヒーロー居るんですけど!

魔物の苦手な匂いにも気づかないなんてね〜。」
















ユーゴ
「相葉さん…。

助かった〜。」












相葉
「退治屋さんは魔物に捕まらないようにね!

捕まっても逃げれるように!」












ユーゴ
「ごめんなさい!
本当にありがとうございます!」

















Mr.ズドン
「シショー!
コノワザ、ナーニ?」












ユーゴ
「これ、まさか・・・。









お鍋で頭叩いたんですか!?













すごい・・・!
そんなワザを持ってたなんて・・・」













アイバチャン
「君たちが魔物と遭遇したって聞いたら居ても立っても居られなくて、飛び出してきたんだけどさ。




お鍋手に持ってるの忘れてて💦







使わせて貰いました♪






よいしょっ。」












ユーゴ
「寸胴鍋を!?
魔物の頭に被せちゃった!」











アイバチャン
「飴作るのに使ってたから、内側は飴べっとりなの。

舐めるより時間かかるけど、匂い嗅ぐだけでも効果あるみたいだからねー。」










Mr.ズドン
「確カニ。
ボクモ勝手ニ魔力ガ減ッテル気ガスル。」
















相葉
「ところで?
この魔物は何しに人間界に?」
















ユーゴ
「俺のこと食べようとしてました!」















Mr.ズドン
「ナンだと!?」













アイバチャン
「そりゃあ魔界に戻すの危険かな?
戻ってくるかもしれないからね。




このまま生け捕りにして、こうしておこう。」













ユーゴ
「相葉さん、やっぱりすごーい。」













Mr.ズドン
「シショー、カッコいいね!」












アイバチャン
「神ちゃん、もう出てきて大丈夫だよ!」













神ちゃん
「アイバチャンの倒し方なに!?
今までで一番オモロいwww



師匠、カッコいい?」














ゆごじぇ

「カッコいいー!!」
















(シューーーーー)














Mr.ズドン
「本当ニ、カナリマリョク、ヘッテきた!

もうユーゴに返しちゃうネー!!」















ユーゴ
「ありがとう〜

返すって、俺のじゃないんだけど(笑)







俺の匂い、やっぱり魔物は好きみたいですね。
魔力持ってると更に食べたら強くなれると思うみたいで、結構狙われることになりそうです。



おとりになるの得意かもしれないんで、魔物ホイホイに使って下さい。笑笑」












ジェシー
「ユーゴは僕が絶対に守るからね。
大丈夫だよ。よしよし。」













神ちゃん
「相変わらずラブラブやな。









ジェシー
「chuはまだなの♡」








ユーゴ
「こら!ジェシー!💢」










相葉
「バカップルにしか見えない…笑笑
この弟子たち大丈夫かな?」








神ちゃん
「せやな、師匠も天然やし。
キャラの渋滞が怖いな…笑笑」






相葉
「もぉー!」










(続く)


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