のど飴戦士アイバチャンSeason11 【第4話】
※これはフィクションです。
登場する人物、場所、団体等は実際のものとは一切関係ございません。
体質についての描写がありますが、医学的な根拠は一切ありません。
また、物語に登場するのど飴の名称は実在のものを使用していますが、効果・効能に関しましては実在のものとは異なります。
あらかじめご了承ください。
@公園
魔物
「美味しそうな匂いだな。」
ジェシー
「出たか…!魔物!」
魔物
「お前もな。」
相葉ちゃん
「あの、えーっと。
お兄さんは…ジェス君と知り合い?」
魔物
「は?」
ジェシー
「知らないよ。初めて会った。
でも師匠、なんで?」
相葉
「だって、ジェス君が魔物だって知ってるから〜」
(ズコッ!)
ジェシー
「魔物って鼻がいいの。
匂いで魔物かどうか、魔力がどのくらいあるかって全部バレちゃうの。」
相葉
「そうなんだー!
すごいねー!!」
魔物
「大体察しつくと思うんだけど。
この人バカなの?」
ジェシー
「師匠はおバカじゃナイ!
お茶目でかぁいいノ!
大体察しつくでしょバーーカ!」
#お前らただの口喧嘩
ユーゴ
「ムニャムニャ。
じぇしぃ…もぉ〜しょうがねぇなぁ…。
ばぁ〜か。1かいだけぇ〜。
ムニャムニャ…。」
魔物
「お前は寝ぼけた人間にまでバカって言われてるのか。
ジェシー
「AHAHAHAHA。
ユーゴ、何ノ夢見てるノカナ?
夢ノ中で 僕ト 一緒にイルンダネ。
カッコイイ僕ノ姿、見セテアゲル♡」
「ズドン!」
魔物
「ほー、魔力をこう使えるんだ。
なかなか良いセンスだね。
こいつ、どっかで見たことあるような気がするんだよな〜。」
Mr.ズドン
「シショー、ジュンビ、トトノイマシタ。」
相葉
「あ、乗り遅れた!
おれも変身しようっと!
味覚トゥ!」
(シュタッ!)
アイバチャン
「HP5000くらいはあるね。」
Mr.ズドン
「ハイ。
MPハ 300、スクナメ。
マホウハ ヨワイモノヲ タクサンダスダケ。
ツヨイマホウ、ツカエナイハズ。」
魔物
「へぇー、よく言い当てられたねー。
(サッ!)
相葉
「消えた?」
魔物
「こっちだよ。」
ジェシー
「ユーゴ!
オイ、ユーゴカラ、ハナレロ!」
魔物
「へぇ〜。
痩せてて骨ばっかりじゃないか。
セクシーじゃないねぇ。
あぁ、でもいい匂いだ。
フェロモンダダ漏れだね。
酔ってるのか。
この表情、この唇、色っぽい。
へー、お尻はすごく良い形…」
Mr.ズドン
「テメェ、トットト ユーゴカラ ハナレヤガレ。」
相葉
「ズドンさん、今はガマンだよ。
今魔法使ったらユゴちゃんに当たっちゃうからね。」
Mr.ズドン
「ハイ…ワカッテマスカラ…
クソ…」
相葉
「このままじゃユゴちゃんがやられちゃう。」
ここは俺が…任せて。
味覚トゥ!」
魔物
「こんな小石投げて戦う気?」
HP5000→4999
味覚トゥ!
味覚トゥ!
魔物
「当てずっぽうか、人間にまで当たってるよ。
まぁ、強くないからこそ状況選ばず使える道具なんだろうね。」
ジェシー
「シショー、イイコト、カンガエタヨ。
ズドンドンドン♪ズドンドンドン♪
ズドンドンドンドンドン♪」
アイバチャン
「なんか聞き覚えのある呪文…」
(ぱちっ)
アイバチャン
「ユゴちゃん、起きた
(むくっ)
Mr.ズドン
「ユーゴ、オハヨウ。
アバレチャイナ。」
魔物
「眠れる森の美青年が目覚めたか。」
ユーゴ
*÷%#¥€$♪ (ぶつぶつ)
魔物
「なに?なんつった?」
ユーゴ
「ベタベタ触んじゃねぇ!
この変態野郎💢」
(ガン!) ユーゴの頭突き
HP4999→4500
Mr.ズドン
「ヨシ、ユーゴナイス!」
ユーゴ
「ズドン!」
魔物
「グワッ!」
HP4500→1500
アイバチャン
「ユゴちゃん!
こんな至近距離で攻撃…これは凄い!」
Mr.ズドン
「ボクノ センノウ マホウ。
ユーゴゲンテイワザ。
センノウ シッパイ。
ホント、ユーゴスゴイ。」
ユーゴ
「ジェシー、また洗脳弱くしたろ?
なんで普通に喋れんだよ。」
ジェシー
「チガウ チガウ!
ユーゴ ガ ツヨクナッタノ!
モ〜 スグ タイセイ ツイチャウンダカラ。」
ユーゴ
「ズドン!」
(よろめく)
HP1500→1
ユーゴ
「わ、攻撃ズレた。」
魔物
「クソ、今日のところは撤退だ。」
相葉
「逃げちゃった〜」
ユーゴ
「相葉さん、ごめんなさい!」
(フラッ)
アイバチャン
「ユゴちゃん大丈夫!?」
ユーゴ
「足元がおぼつかない💦」
アイバチャン
「まだお酒抜けてなかったんだね。
よく頑張ったよ!」
@ユーゴとジェシーの家
(ガチャッ)
ジェシー
「ユーゴ、ごめん。」
ユーゴ
「・・・・・・。」
キュキュ シャ-------
(無言で手を洗い始める)
ジェシー
「お酒弱いの、気づかなくて。
普段あんまり飲んでないし、飲むときすごいゆっくりだなとは思ってた…」
(ジェシーも隣で手洗い始める)
シャ--------
ジェシー
「ユーゴとchuしたくて。
お酒の力借りようとして。
結局みんなのこと困らせちゃった…」
シャ-------
ジェシー
「ごめん・・・・・・。」
キュッ キュッ
ユーゴ
「ん。」
(手を差し出す)
ユーゴ
「手、洗ったから。
していいよ。」
ジェシー
「ユーゴ?
あんなに嫌がってたのに。」
ユーゴ
「あんなに守ってもらって手にキスも嫌ってことねぇだろ。
俺今日2回も死ぬとこだったんだぞ?
でもさ。あん時、手、洗ってなかったから。
感染対策。
俺のせいでお前が感染したら…嫌だから。
俺の麦茶に酒入ってるのも知ってたよ?
まさか間違ってお前のストレート飲むとは思ってなかったけどさ。
あれは完全に俺が悪ぃ。
ごめん。」
ジェシー
「ユーゴは何も悪くない!
僕が…」
ユーゴ
「ダイキ君から言われたよ。
好きな人とスキンシップ取りたい、チューしたいって気持ちは痛いほどわかるから、何とかしてあげたくて。
俺がお酒の話提案したんや。
だからジェシーのこと怒らんといて、って。
俺だって男だぜ。
お前の気持ちわかるよ…
相葉さんからも聞いた。
俺が酔っ払って大量にフェロモン出し始めたとき、多分襲いたくなってたかもしれないけどかなり我慢してたって。
結局1回もチューしてなかったよって。
お前、本当スゲー奴だな!
ふはははははは
俺ならぜってー無理ぃ!!」
ジェシー
「結局ユーゴが嫌がるかなと思ったら何も出来なかったんだよね。」
ユーゴ
「ジェシー、ありがとな。」
♡
ジェシー
「・・・・・・。
ハッ!
え?ちょっと待って!!
え?今さ…!!僕のほっぺに…
え、もう一回やって!!」
ユーゴ
「ふははははは
ダメ〜!」
ジェシー
「じゃあ次は僕から!」
ユーゴ
「やーだー!!
顔は洗ってもまだダメだわ!」
ジェシー
「まだってことはこれから見込みある?」
ユーゴ
「教えなーい!」
ジェシー
「えー!ケチー!
いいじゃんよー!!」
ユーゴ
「うるせぇ〜わ。
おい、荷解きするぞ〜。
お前こっちな〜。」
ジェシー
「えー、気になって作業手につかない!」
(続く)
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