のど飴戦士アイバチャンSeason11 【第17話】





※これはフィクションです。
登場する人物、場所、団体等は実際のものとは一切関係ございません。
物語に登場するのど飴の名称は実在のものを使用していますが、効果・効能に関しましては実在のものとは異なります。
また、人間及び魔物の体質に関する記述は医学的・科学的根拠はありません。
あらかじめご了承ください。

























ユーゴ

「おりゃー!」














Mr.ズドン

「ウリャー!

ズドン!」




















ユーゴ
「まだまだぁ〜!!」












Mr.ズドン
「ニンゲンカイ、アラスナ!


ZDN!!」



















ユーゴ
「町の人たちを傷つけるなー!






ズドン!!」





















魔物・偽アマビエ
「わー、ごめんなさい!」
(川の中に逃げていく)


















ユーゴ
「気をつけて帰れよー!!」














魔物
「ようわからんけどありがとー。
もう来ぇへんわ〜。」













Mr.ズドン
「ユーゴ、ヤサシイ♡」


















子供
「えーん。」











ユーゴ
「大丈夫ー??迷子かなぁ?
よしよし。






お名前は?








あー!伊藤さんちの子だ!
アツシくんだね!
おうちに送ってあげるからね!
大丈夫だよ。」











Mr.ズドン
「オモチャ、コワレタンダネ?

ナオシテアゲル♪」













(パァーーーー)







































@重岡家








(ガラガラガラ…)















ユーゴ
「おじゃましまーす!



相葉さん!翔さん!
ただいま戻りました!!」














相葉ちゃん
「おかえりー!
お先にあったかいお茶頂いてたよー♪」















「どう?上手く行った?」











ユーゴ
「魔物10体退治、
迷子になってた伊藤さんちの子を家に送って、
壊れたおもちゃ直して、
平野さんちの電球交換、
岡﨑さんちで宿題の手伝い、

あとは〜」


















ジェシー
「タイセイくんの一発ギャグ365個を見て感想を教えました!

面白かったねー!DAHAHAHA!








わーい!わーい!
ワイパー♪♪」













ユーゴ
「あー、もうお腹いっぱいw(苦笑)」

















相葉
「すごいすごーい!!」














「立派だね〜!」












相葉
「ねー!!
ジェス君、腕の怪我完全に治ってない?
朝までは跡残ってたよね?」










ジェシー
「本当だー!!AHAHAHAHA!!
ユーゴのおかげだね♡」








ユーゴ
「え?俺なんかした?」









ジェシー
「これだよ〜♡
さっき返してくれたでしょ?







僕たちの結婚指輪!」







ユーゴ
「なんで結婚指輪返されてんのに喜んでんだよw」









ジェシー
「ずっと肌身離さず大切に持っててくれてたなんて嬉しくてさ〜♡EHEHE♡


こんなに幸せなら回復力高まっちゃうよ!」

















相葉
「じゃあ、いい話もう1つ!

あのね、さっき翔ちゃんとも話してたんだけど。














2人とも

もう卒業でいいかなって。」















ユーゴ
「え?卒業?





嫌です!嫌です!

Season12以降も

登場したいです!」














ジェシー
「僕もシリーズ最終回まで出演したい!」















#出たいなら
#設定無視すな

















「じゃなくてね!

もう師匠と一緒じゃなくても立派にやっていけるよねって。」














ジェシー

「AHAHAHAHAHA!



降板じゃなくて良かったー!










でもそんなわけないでしょー?
まだ弟子入りして1週間だよ??

師匠のワザ1つも盗めてないのにー?」















相葉
「もう十分!



ヒーローとしての心構えはわかったでしょ?



魔物と十分戦えてるし!」












「魔物は年間10体倒せたら凄いよ!


それ午前中で倒してきたんだろ?」













ユーゴ
「え〜。



不安でしかないです。。。




このまま横浜帰ってやっていけるのか…」












「大丈夫!
横浜の魔物出没率はこの町の5万分の1だから、全然出てこない!平和!」












ユーゴ
「心細い…
師匠が近くにいない環境で魔物退治だなんて。





たまたま極端に強い魔物に当たってないだけで、ジェシーみたいな強さの魔物が出てきたら…」











ジェシー
「僕より強い魔物はダディとブラザーだけだよ〜




僕、魔物の中でもかなり強いから♪

強いだけが取り柄の家系だからねー!
AHAHAHAHA」












「ジェシー、ユーゴのこと守ってあげなよ。」











ジェシー
「イエッサー、シショー👍🏻」










ユーゴ
「この町と比べたら隣の人との距離が遠かったりとか、安易に話しかけたら不審者扱いされたりとかが多いので困ってそうな人に話しかけるのが大変ですよねー。」







相葉
「確かにねー。

それはおれも自信ないかなー(笑)





横浜にヒーローいると思ったら安心してこの町の平和守ってられるからさ♪

前みたいにウワサ聞いて船で向かわなくてもいいもんねー。」








ジェシー
「ユーゴ、僕たちでなんとか頑張っていこう。


僕たちは1人じゃない。
僕たちなら、2人でなら、なんとかなるよ。

魔力最強の魔物と、回復力最強の人間じゃないか!


僕たちがやれることをやってたら、ちゃんと結果はついてくるはずだよ。









ユーゴ
「そうだな。
ジェシーと一緒だから、心配いらねぇか!

俺たち、ずっと一緒だからな。」












「あと、ジェシーに頼まれて、ある人を色々調べたんだけど。

やっぱりお前ら凄いよな。」














ジェシー
「うんうん、どぉだった?あの人。

悪い匂いではなかったんだけど不思議な感じがしたよ。」











「名前、年齢、連絡先…

戸籍情報も警察が把握してる巡回連絡の情報も全部デタラメだった。



もしかしたら魔物かもしれない。」
























(回想)








のんちゃん
「それでは皆さん、僕は幼稚園に行ってきます!」
#こう見えて3歳設定
#成長早い
#デカ過ぎ
#大人にしか見えない












タカヒロ
「おー、のんすけカッコいいな〜。
大学生みたいな風格や。」












シゲ
「幼稚園バスで通園とは思えんな。
ウチの弟、かっこええわー!!」








タマ
「ニャーニャ!」
(よっ、色男ー!)












シゲ
「なぁ?タマちゃんも思うか!?」





















ユーゴ
「そういえば幼稚園の受験、来年のはずでしたよね?



春頃からお受験の練習がんばってたもんね?」










シゲママ
「それがね、急に1人分定員が空いたって言うのよ。
それで今年急遽ですけど入りませんかって?」












ユーゴ
「そういうことってあるんですねー。」
















のんちゃん
「僕が必要とされていたのでしょうかねー?

幼稚園サイドに何か利益があるのかもしれません。」










ユーゴ
「そうだね♪」













(ガラガラガラ…)












「のぞむくーん!
迎えに来ましたー!」














のんちゃん
「けいすけ先生や!

ほな、行ってきまーす!」














ユーゴ・ジェシー
「行ってらっしゃい!」
















(クンクンクン…)














ジェシー
「この匂い、せんせぇ?」











(クンクンクン…)













幼稚園の先生
「どうかされましたか?(困惑)」











ユーゴ
「すいません!
こいつ、すぐ人の匂い嗅ぐんです!


おいバカ!やめろって!」



















ジェシー
「いい匂いするね〜!

ユーゴみたいだ〜!!」
















ユーゴ
「やめろバカ!

先生すいません!」












先生
「それでは失礼します。
のぞむくん、行こうか。」













のんちゃん
「はーい!」























(ぶーん🚌)
























@現在





ユーゴ
「その花輪けいすけ先生が、魔物かもしれないってことですよね?」












ジェシー
「でもおかしいんだ。

魔物の匂いが薄くてさ。
悪魔の匂いではないんだよ。




しかも、あの匂い・・・



ユーゴみたいな匂いがするんだよ。」












相葉
「魔物の大好物 フェロモン臭?」













ジェシー
「そう!!

飴舐めてるのかな?」













相葉
「えー。

その先生知らないし、飴はあげてないよ。



1個や2個あげて舐めたくらいでフェロモンは出ないし。」












ユーゴ
「そうですよね!
1日100個を毎日舐めないと」











「それは舐めすぎなんだけどね💧

脂肪肝悪くなっちゃう。」











相葉
「大量の飴あげてるのも、レシピ教えてるのもユゴちゃんだけだし。」











ユーゴ
「俺も人にあげてないです!
相葉さんの美味しい飴は自分で食べちゃうし、俺の作った飴はまだ下手くそすぎて人にあげられないんで!」
















(ぶーん🚌)
















相葉
「あ、帰ってきた!」










のんちゃん
「ただいま〜。
ほな、けいすけ先生また明日な〜!」










先生
「また明日な〜!」













相葉
「先生ちょっと待って!

聞きたいことがあって!」












「送迎はのんちゃんが最後ですよね?
この後もお仕事あると思うんですけど!
本当に!少しで良いですから!」














のんちゃん
「???」








ユーゴ
「のんちゃんは手洗いうがいしてこようね💦


さ、一緒におうち入ろう。」












のんちゃん
「うーん。気になるなぁ。」












相葉
「先生、あのー。



味覚糖のど飴って、いつも舐めますか?」












先生
「はい?」











「アプローチのしかた💦」












先生
「なんで…ですか?」


























「えーーーー!!!!!






髪が…赤くなった・・・。」




























ジェシー
「先生、魔物なの?」



















先生
「さぁ?
どうなんでしょう。

よくわかりません。」












相葉
「じゃあさ、お名前は?



花輪けいすけ って名前は違うみたいだけど。」















先生
「・・・ダイゴ。」












相葉
「ダイゴ君。

それが本当の名前なんだね?」












ダイゴ
「はい。

母が付けた名前だそうです。」












相葉
「お母さんは?」











ダイゴ
「先日死にました。




…両親のこと聞かれてもわかりませんよ?
母とは一緒に暮らしてなかったし、父は1度も会ったことないので。







父は魔物、母は人間。

僕が婚外子で、父が逮捕されていること。
母は父に会うことも叶わず死んでしまったこと。
あとは、先日母の友人から聞いた馴れ初め話を少し。

知ってるのはそれだけです。」












相葉
「つらいこと聞いてごめんね。」









ジェシー
「ねぇ?
ここで何をしようとしてたの?

君は多分優しいと思うから、悪いことではないと思うんだけど。

のんちゃんの入園」











ダイゴ
「違う…違います!







僕は人間を食べない…
絶対に人間を傷つけない…








母さんと父さんと…約束だから…

魔物の強い力は人間や弱い人を守るために使いなさいって。
父さんが言ってたって…。
母さんからの手紙に…書いてあったから…。




僕はただ…未来を、運命を変えるために…。














(ハッ)










これ以上は言えません。
ここでこうしてる訳にいかないんです。」
















相葉
「待って!行かないで!


君のこともっと知りたい!」


















ジェシー
「ずドン!」














ダイゴ
「わっ、びっくりした…」













ジェシー
「イカク射撃しかしないよ。

ボクもワルイ魔物ニシカ攻撃シナイ。
キモチは一緒。






ズドン!」












(スタタタタタタタ…)










ユーゴ
「ジェシーやめろ!
怖がってるだろ!」












ジェシー
「ダイジョウブ。ウマクヤル。」












相葉
「ユゴちゃん、今戻ってきてビックリしちゃったんだね。

ほら、もう少しお話聞きたかったから…」













ユーゴ
「先生、こっち!逃げるよ!」











ダイゴ
「え?」






















(続く)

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