のど飴戦士アイバチャンSeason11 【第20話(最終回)】
※これはフィクションです。
・登場する人物、場所、団体等は実際のものとは一切関係ございません。
・人間、魔物の体質については医学的・科学的根拠はありません。
・物語に登場するのど飴の名称は実在のものを使用していますが、効果・効能に関しましては実在のものとは異なります。
・また、作品では登場人物は新型コロナウイルス感染対策に最大限配慮して過ごしており作者が勝手にこっそりPCR検査を実施し全員の陰性を確認しております。
あらかじめご了承ください。
@山の中
(ガタガタガタガタ…)
ユーゴ
「何の音?」
ダイゴ
「ま、魔物の気配だ!」
(ドスン!)
魔物
「美味そうな人間だね!食べた〜い!」
ジェシー
「おい!
この子達に手を出すな!」
(バキバキバキバキ…)
ズドン!
ダイゴ
「変身した!かっこいい…」
魔物
「あ、君見たことあるよー!
魔界の家出してる王子様でしょ?
僕の名前はカミカゲ。
神さまの影って書くんだよ。
ほらー、王子様もったいない!
こんなに美味しそうな人間と一緒にいるのに食べないなんて。
代わりに僕が食べちゃうよ!」
Mr.ズドン
「ズドン!」
神影
「危なーい!
魔物同士なんだから、魔力行使しなくたって〜!
じゃあ僕も魔力使っちゃうよ。」
ユーゴ
「手裏剣!?」
ダイゴ
「これ、何か変ですよ!?
何というか…
意思を持って勝手に動いてるみたい…!
うわっ!」
ユーゴ
「痛いっ!」
Mr.ズドン
「ユーゴ!ダイゴ!」
ユーゴ
「俺は大丈夫…。
ダイゴくん大丈夫!?怪我した?」
ダイゴ
「ちょっと腕が切れただけなんで、大丈夫です。
…ユーゴ君、顔に傷が出来てますよ!
人間やのに!!」
ユーゴ
「大丈夫、俺もすぐ治るんだよね。」
神影
「やっぱこの血の匂い美味しそうなんだよなー。」
Mr.ズドン
「ユーゴ、ダイゴノコトタノム。
ムコウニ、ニガシテ。
イマスグ、シショー、ヨンデキテ。
ワッ!」
ユーゴ
「このままだとジェシーも危ない…」
ダイゴ
「僕1人で逃げれます!
さっきの人たち呼んでくればいいんですね?
だからユーゴさんはここをお願いします!」
ユーゴ
「わぁった!
ジェシー、やるぞ!」
ジェシー
「(えー…ユーゴも逃がそうと思ったのに…
だ、だめだ…!
ユーゴのこともっと信じないと。
僕たちはお互いに頼っていかないと魔物と戦えないんだ!)
ユーゴ、ボクノ、マリョク、アゲルネ…」
「おーい!お前らここで何やってんだ?」
ユーゴ
「松岡さん?」
松ニィ
「おい、シンタローのダチがいるぞ?」
若いの①リチャード
「ホンマや!ユーゴ君とジェシー君や!」
シンタロー
「おぅ!ユーゴ!ジェシー!どうした?
今日はここの山開拓するんだよね〜♪♪」
ユータ
「あ、坊や。こちらにいらしたんですか?
あ、あの件、こっちはまだ手掛かりゼロなんですよ〜。困りましたね〜。」
ダイゴ
「え?どういうこと?この山、人がいる。」
ユーゴ
「結構遠くに逃げたはずだったんだけど。
ここ、
全然人里離れてない。
ここで戦ったら一般市民にも影響が出る。」
シンタロー
「なになにー?ニンジャ?
すげーじゃん!
ちょっと太りすぎじゃない?」
Mr.ズドン
「ユーゴ、ゴメン。
シバラク、マリョク、オアズケダ。
チョット、マッテテ。
♪♪♪♪♪♪♪〜(呪文)
ズドンドンドン♪ズドンドンドン♪
ズドンドンドンドン♪
ズドンドンドン♪ズドンドンドン♪
ズドンドンドンドン♪」
♪♪♪♪♪♪♪〜
(バキバキバキバキ…)
松ニィ
「シンタロー?おい?どうした?」
(グハッ!)
Mr.ズドン
「シンタロー。
コイツハ、マモノ。
ミンナヲ、ヤマノ、フモトへ、ヒナンサセテ。」
シンタロー
「ワカッタ。
ニンゲン、マモル。
ゼッタイ、タスケル。」
ユーゴ
「無理はすんじゃねぇぞ。
絶対無事でいてくれ。
はい、味覚糖のど飴。
避難誘導終わったら舐めて。」
シンタロー
「オッケー!マカセロ!」
(畑の人たち3人を抱えて走り去っていく)
ダイゴ
「スゴイ…怪力。
これは洗脳魔法ですか?」
Mr.ズドン
「ソウ。
シンタロー、ボクノマリョク、カンジュセイ、カナリタカイ。
バンドノドラマー。
リズムマホウ、アッテルノ。」
ユーゴ
「元から力持ちだしな。
シンタローが町の人たちを避難させてくれると思うから、こっちに集中出来るな!
ダイゴくんは俺たちの師匠を呼んできて…」
「味覚トゥ!」
「ヤッターマン!」
Mr.ズドン
「シショー!」
ユーゴ
「いつの間に来てたんですか?」
アイバチャン
「ユゴちゃん探してたら魔物の気配がして。」
ユーゴ
「さすがー!」
アイバ
「えーっと。
このポッチャリしてる栄養過多っぽいニンジャが魔物かな?」
神影
「僕の名前はカミカゲだよ。
神さまの影って書くんだよ。」
(2回目)
アイバ
「神影さん、あんまり食べすぎたら病気になっちゃうよ。」
ヤッターマン
「動きも鈍そうだね。」
神影
「鈍くても大丈夫!
僕にはこれがあるからね!」
(シュシュシュ!)
Mr.ズドン
「キヲツケテ!
シュリケン、オイカケテクル!」
相葉
「わ、なにこれ!すごい嫌!」
ヤッターマン
「これはまずい、下手にケンダマジック使ったら糸切られそうだ。」
ユーゴ
「師匠たちすごい…
避けれてる!!
魔物が手裏剣を制御出来なくするには…」
ヤッターマン
「魔力をなくすか、気を散らせるか。
自主的にやめさせるか。」
ユーゴ
「気を散らせるのだったら出来そう。」
(シャッ!)
ユーゴ
「痛ぇ!」
Mr.ズドン
「ユーゴ!ダイジョウブカ!?」
神影
「この匂い、イイねー!
お花畑の匂いだ〜♪
僕は花より団子なんだけどね♪
お花畑は美味しいハチミツが取れそうだから好きだよ♪」
ユーゴ
「ほら、動きが鈍くなった!」
ダイゴ
「ユーゴくんの血の匂い、魔物をダメにするんですね。」
Mr.ズドン
「ユーゴ〜!ダメェ〜♡」
ユーゴ
「コイツもかよ!💦」
Mr.ズドン
「ズドン!」
HP8000→7000
アイバチャン
「確かにいつもよりHPの減りが悪い。
でも大丈夫!
みんなで戦って倒そう。
健康第一!
アイバ茶バズーカ!」
魔物
「うぇ!マズイ!!」
HP7000→5000
ヤッターマン
「ケンダマジック」
HP5000→4000
(シューーーーーー)
ユーゴ
「あぁ、傷塞がっちゃった。
早ぇなぁ〜。」
アイバ
「大丈夫!HPあと半分!」
ユーゴ
「俺、まだHP残量わかんないのに師匠の元を離れちゃうんだ。怖いなぁ。」
アイバ
「その分次の話に繋がるからねっ!」
ユーゴ
「そういうことか!
次のシーズンも出演かもしれないですね☆」
(シュシュシュシュシュ!)
ユーゴ
「凄い量と速さ!
まともに受けたら大変だ…。
あっ!・・・ジェシー危ない!」
(シャシャシャッ!)
Mr.ズドン
「グッ、ウゥ…」
「ジェシー!」
「じぇす君!」
「ジェシー!」
「ジェシーさん!」
Mr.ズドン
「これ、なに?なんだこれ?」
魔物
「手裏剣には全て毒を塗ってあるんだよ!
HPとMPはどんどん減っていくし、身体が動かなくなっていくんだよ!
美味しそうなお2人さんには何にも効いてなかったみたいだけど!」
ダイゴ
「え?僕の受けた攻撃にも毒が?
何も効いてないですよ?
でも、魔物にも効くってこと?」
ユーゴ
「ダイゴ君にも?
後で毒が回ったら大変だ!
しっかり傷を洗って、動かない方がいい!
ジェシー、こっちこれるか?
お前、遅いけど回復出来んだろ?
木の陰でダイゴ君と一緒に休んでろ!」
「ジェシー、これ借りるぞ?」
「ウン、、、」
「お前そろそろ魔法使えるか?
そしたらこれ舐めな。」
「ソウイウコトネ。
ズドンドンドン ズドンドンドン…」
「ユーゴ君、ジェシーさんは任せて。
魔物の方をお願いします。」
「わぁった!ジェシー、ちょっと」
「んん。
AHAHA〜♡」
「ユーゴ君!?え?」
「一応俺も回復魔法使えんだよ!
ジェシー専用な!」
「AHA〜♡
5分、いや、3分で回復出来るから待ってて♡」
アイバ
「回復、魔法?人間も出来るの?」
ヤッターマン
「一体何したの?」
ユーゴ
「お待たせしました!」
ヤッターマン
「え?なになにどうした?
ゾンビみたいになってるけど大丈夫?」
アイバ
「ユゴちゃんおかえり〜!
魔力、ずいぶん分けてもらったんじゃない?
ヤッターマン!
あのー、多分初めて見る感じだと思うんだけど。
じぇす君の洗脳魔法が強めにかかるとこうなるの。
ほら、さっきタロちゃんもこんな感じだったでしょ?
あのー、タロちゃんは理性保てるか保てないか程度に弱〜くかけてあんな感じだけど。
あの1000倍くらい魔力強めに入って、普通に理性保ててるの(笑)」
ヤッターマン
「え?かなりスゴイ状態だな。」
ユーゴ
「ジェシーから今あるだけの魔力全部貰いました!
ジェシーは身体を完全に治すために一旦人間なって飴舐めてるところです。
3分たったらジェシー復活できるみたいなので!
それまではなんとかこれで頑張ります!」
アイバ
「こんだけ魔力分けてもらって普通に喋れるの!?」
ユーゴ
「また耐性付いちゃったみたいです。
前なら理性保つのもギリギリな量なのに、
今日は普通です。」
翔
「相変わらず洗脳失敗してるね〜。
魔界屈指の強さを誇る魔物も、ユーゴには敵わない…。」
アイバ
「色んな意味でね♡」
ヤッターマン
「洗脳上手くいく時は来るのか…」
アイバ
「ないだろうね〜笑笑
ユゴちゃんは、味覚糖のど飴の成分が身体に沈着してる影響で魔力に耐性がある+じぇす君の魔力が身体に入ってるから拒絶反応がない+ベーシストだからリズム魔法が身体に合ってる
いろいろ条件が重なってて、絶対に洗脳にかからないの。
理性保ったまま、パワー増幅してるしじぇす君の魔法が使える。
多分今のところ人類最強のスーパーヒーロー状態。」
ユーゴ
「よし、いっちょやっちゃいます!
ズドン!」
(バァァァァン!)
魔物
「人間なのになかなか上手だね〜!」
HP4000→2100
ユーゴ
「マジか、ちょっとかわされちゃった!」
ヤッターマン
「ケンダマジック!」
魔物
「おぉ!
木に縛り付けられちゃった!
手裏剣〜手元に戻っておいでー!
(シュシュシュシュシュシュシュ)
あら!
お腹が邪魔で屈めないし、
お腹のお肉に食い込んで糸が切りにくい!」
ユーゴ
「ヤッターマンさんありがとうございます!
縛る場所カンペキです!」
アイバ
「味覚トゥ!トゥ!」
魔物
「わー、何か来る!
こっちに構ってると余計切りにくいよ!」
アイバ
「これで勝てたらもっと自信持ってヒーローやれるね。
おれたちはサポートに入りまーす♪」
ユーゴ
「頑張ります!
ズドン!」
魔物
「この人こわい!
先に倒した方がいいかな!
1点集中!」
(シュ!シュ!シュ!シュ!シュ!)
ユーゴ
(フッ!)
カキーン!
魔物
「え?手裏剣全部跳ね返した!?」
アイバ
「ユゴちゃん、魔力のカウンターを完全にマスターしてる…!!」
ヤッターマン
「あー、あの6話で使った大技ね〜!
魔物の匂いついてるものを口に咥えて、タイミングよく吹くってやつ!
そうか、そのためにジェシーのネックレス借りてたんだ!」
(ムフフ。)
ユーゴ
「♪ズドンドンドン
♪ズドンドンドン
♪ズドンドンドン♪…」
魔物
「あらぁ〜魔物に洗脳魔法は効かないんだよ!
せっかくの強い魔力が勿体ない…
え?効いてる?
身体が勝手に動いてる。
紐切るのやめちゃった。」
ヤッターマン
「よくやった!
じゃあ紐解除だ!」
ユーゴ
「大きくズドン!ズドン!
小さくズドン!ズドン!」
魔物
「え?身体が勝手に踊っちゃうよ〜!
どうしてー??」
ユーゴ
「♪大きくズドンズドン!
小さくてズドンズドン!
俺が人間だからじゃない?
魔力が効かないのは魔物同士の場合なんでしょ?」
ヤッターマン
「Season10でそれ利用してやられちゃったもんね。」
ユーゴ
「よし!
ぽっちゃりさん、エアロビダイエットだ!
右にズドン!ズドン!
左にズドン!ズドン!」
魔物
「ヒィィィィ!無理だよぉ〜!」
ジェシー
「ユーゴ♡回復したよ♡」
アイバ
「じぇす君良かった…!!
そのほっぺ!!
キスマーク…!!」
ヤッターマン
「回復魔法の正体ってそれ?
幸せ過ぎて回復が早まったのね。」
ジェシー
「この魔物倒したら口にchuだよ♡
今度は僕からさせてね♡」
ユーゴ
「♪腹から〜ズドンズドン
腹からズドンズドン
横浜帰る前のPCR検査で陰性だったらな!」
魔物
「もう限界…!!」
(フラフラ)
ユーゴ
「拳を上げて、せーの。
ズドン!
(ブァーーー)
魔物
HP 0
MP 500
ユーゴ
「HP、どうなりました?」
アイバ
「0になったよ!
MPは500残ってるからまだ回復できるけど、この疲労感ならかなりお時間かかるかも。」
ユーゴ
「この人は飴使いますか?
どうすれば良いんでしょう?」
アイバ
「魔界に護送かな?
かなりのメタボだから魔力なしには健康的な生活が送れないかも。
人間になることで不健康で不幸せな生活になるかもしれない。
人間のことあんまり好きじゃなさそうだし。
しかも、多分だけど今までにたくさんの人間を食べてる。」
ジェシー
「魔界で裁いてもらおう!
王子に怪我を負わせた罪で捕まるはず。
僕が魔界に連れて行くね。」
@重岡家
シゲママ
「みんな〜お疲れ様!
手当てするから並んで〜」
ユーゴ
「俺は無傷だし、ジェシーも回復したから大丈夫です!」
翔
「俺も毒に当たらないように本気で逃げたので大丈夫です!」
相葉
「おれとダイゴ君だけかな?
おれなんで怪我の治り早くないんだろ?
飴の試食足りないのかなぁ?」
ユーゴ
「1日100個、毎日食べてそうですけどね〜。」
相葉
「それは無理だよぉ〜!」
翔
「ユーゴ、それ続けてて大丈夫か?
隠れ脂肪肝の上に糖尿病とか💦」
ジェシー
「ダメ!
お菓子禁止!飴は1日3個まで!」
ユーゴ
「それやだー!!」
シゲ
「なぁなぁ!」
相葉
「シゲちゃん!
ダイゴ君の傷口洗ってくれた?」
シゲ
「それがなぁ、
1個も傷ないねん。
ボクちゃんと2人で探したんやけど。
ホンマに怪我したん?」
ユーゴ
「したした!
手裏剣当たっちゃって!お顔と腕に傷が!
毒の巡りが遅くて具合悪くならないかもしれないけど!」
ボクちゃん
「キレイに治ったんかなぁ?」
ダイゴ
「確かに、物心ついた時から傷の治りは早いんですよ。
魔物の血が流れてるからだと勝手に思ってたんですけど。」
(ガラガラガラ…)
「お邪魔しまーす!」
相葉
「まさか…あの人が」
卓巳先生
「まさきー!
魔物の調査に来たよ!」
シゲ
「おー!ちょうどいいとこにお医者さん!
この子も怪我が消えんねん!
人間と魔物のハーフなんやけど!」
卓巳先生
「おー!
来て早々そんなすごい人に会えるなんて!!
じゃあ、このあと東京に来てもらって。
採血とMRIと、エコーと、胃カメラ大腸カメラ、その他検査諸々をするから入院ね。」
ユーゴ
「えー、ダイゴ君もあの長めの入院ですか!?」
ジェシー
「まだ人間界にいるよね?ね??」
ダイゴ
「はい、両親見つかるまでは絶対に帰りません!
ボクちゃんとユータ君は先に帰ってて大丈夫だよ。」
ボク
「あら!ダイゴ君、帰るときどうしよう!」
ダイゴ
「目的が達成したら何とかなんないかな?」
ユーゴ
「退院したらウチおいでよ!
なぁ、いいだろ?ジェシー?
お前の親戚なんだしさ!
俺、約束しちゃったんだよ!
ダイゴ君のご両親を一緒に探すって。」
ジェシー
「ユーゴ…それ僕も思ってた。
本当にいいの?」
ユーゴ
「来てくんないと探すの困る〜!!」
ダイゴ
「ユーゴ君、ジェシーさん。
ありがとうございます!!」
ジェシー
「ジェシーって呼んで!HEHE!!」
ユーゴ
「3人分の生活費、今のバイト代じゃ賄いきれないからできる限りシフト増やしてもらうわ。
お前らの留守番は増えると思うけど…。」
ジェシー
「うーん、寂しいけどね〜!!
わかった!家のお手伝い頑張るよ!」
「ユーゴ、今日もかぁいいねー!」
「ふはは、うるせぇ。」
ーユーゴ!シンタローと何やってんの!
僕のとこに来てよ!!
「え?お前が知らないだけでいつもやってるよ?別にいいじゃん。なぁ?シンタロー。」
ーユーゴやめてー!
僕以外とイチャイチャしないで!
やだよ〜!!!
「ジェシー!おーい!またかよ!
起 き ろ バ カ !」
(ハッ!)
ジェシー
「あ、また夢見てた?」
ユーゴ
「お前さぁ?
悪夢しか見ないの?笑笑」
シンタロー
「前に言ってたのってこういう感じ?」
ユーゴ
「そうそう、ここ来たときも悪夢見て窓叩いて酷かったんだぜ?」
ダイゴ
「今回は静かな方だったんですね(笑)」
卓巳先生
「薬処方しようか?
悪夢見やすかったり夢と現実が分かりにくいときにはリ○トリール飲めばいいよ。」
ジェシー
「悪い夢だったのかな?わかんない。
ただ、好きな人を友達に取られる夢だったのは覚えてる。」
ユーゴ
「"夢占い、好きな人、友達、取られる"
えーっとね。
これから好きな人と絆が深まる吉夢らしいよ。」
ジェシー
「え!?やったー!!!
そしたら薬いらない!」
シンタロー
「おぉ!良かったじゃん!!
ユーg・・・好きな人大事にしろよ!」
ジェシー
「シンタロー!ありがとう!!!」
ダイゴ
「でも、なんで幸せな夢を見なかったんでしょうね?
ついさっき、すごくいいことあったのに…」
シンタロー
「そうだよな?
さっきPCRの結果陰性だったってわかったときに…」
ユーゴ
「あー!やめろやめろ!
絶対言うな!
読者さんにバレる!」
ジェシー
「さっき読者さんに言ったのはユーゴの方じゃん♪」
ユーゴ
「言わなきゃ良かった…
作者〜!さっきの消して〜!
俺の発言を削除して〜!!」
#消しませんでした
#残念
#PCRが陰性だったら何するって言ったっけ
#へへへっ
シンタロー
「そんで?ユーゴ、感想は?
どぉだったのさ?」
ユーゴ
「なんだろ…?
天才的に上手かった。
多分宇宙で1番上手いと思う。
でもなぁ、俺、前から知ってた気がする。
前に見た夢、予知夢だったのかな?」
ジェシー
「え?ユーゴ?
夢の中で僕とchu」
ユーゴ
「言わないで!」
シンタロー
「それで?夢の中で?」
ユーゴ
「え?あ!いや!違う!
あれは…酔っ払ってたから…!!
多分、それで…変な夢見ただけだ!
あ、そうだ!
ユータ君の能力で見た夢だったのかもしれない!」
ジェシー
「あたふたするユーゴ、かぁいい〜♡
酔っ払ってたってことは、あのとき?
そんな夢見てたんだ〜。」
シンタロー
「あのとき?いつ?」
ジェシー
「4話の戦闘シーン!」
シンタロー
「戦闘中にそんな夢見て〜!
イケナイね〜♡」
ユーゴ
「やめろー!!
ちょ、とりあえず俺、トイレ!
もう我慢できない!!」
ジェシー
「あー!ごめーん!
もしかしてまた肩借りてたー!」
ダイゴ
「僕も肩借りて寝ちゃってた!
ごめんなさい!
教えてくれればいいのにー💦」
卓巳先生
「ハッピーエンドでーす♡」
(終)
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