のど飴戦士アイバチャンSeason2.5 【その①】




これはフィクションです。

登場人物は実在する人物とは一切関係ありません。

場面ごとに毎回衣装チェンジ・髪型チェンジがあります。
気にしないで下さい。




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@重岡家









(ガラガラガラガラ…)←ドアの音









シゲ母
「ダイちゃん凄かったわね!」
お母さんもぉ~興奮したわ♡

ほらー、あの子!
トモちゃんも可愛かったし♡
ダイちゃん付き合っちゃえばええのに~♡
あはは♡」









(ピコピコ)











シゲ兄
「相葉ちゃんからLINEや!









…オ、オカン!?
ダイキとトモちゃん付き合うた!」


















シゲ母
「やっぱり!お似合いやと思ったの!
まるでお父さんとお母さんみたいやろ~♡
うふふふ♡」












シゲ兄
「オカンまたノロケてもうた~」








タマ
「にゃー!にゃー!」
(オカン、わかった!わかったから!)












(チリンチリン)←チャリのベル音








シゲ父
「ただいま!買うてきたで!」



シゲ母
「お父さん、ありがとう♡」










(大量の夕刊をテーブルに置く)









シゲ父
「見てみ!
"強豪校大差で破れる 敗北の裏には天才中学生"
"最強の中学生 重岡 強豪相手に27得点"









シゲ母
「こないだからテレビで話題にはなってたけど、新聞にもこんなに大きく載るなんて…
すっかり有名人やん♪」
















(ガラガラガラガラ…)










「こんにちは~♪」












シゲ兄
「誰や?
あ!お前らか!」












流星
「来てもうた!
お邪魔しまーす!」




「お母さん可愛い〜♡///」






流星
「あ、まさか!
せや、こいつ年上の女性大好きなんやった」









「智子さんただいま♡」

シゲ母
「望くん、おかえりなさい♪」











「いい加減好きって気づけよ」






流星

「望がいつもの言ってもうた!

たった今好きになったばかりやけど」










「なに言うてんの流星!
俺は智子さんにしか言わへんぞ!」









流星
「積極的なヤツめ」







タマ「にゃー。」

(タマ、流星に寄って行って足元に座る)








「お、タマ!流星を励ましに来たのか!
優しいな~!さすが智子さんのペットや♡」








流星
「お前優しい~
…って何で知っとんねん!」









タマ「にゃー。」










シゲ兄

「トモちゃんにフられた〜

って顔に書いとる…やて。
…え!?ほんまなん?」







流星
「フられるのわかっとったけど、試合で1点でも取れたら告白しようって決めてたんや。
シゲより先に言わなあかん思って。
案の定振られたわ。」








「お前今日は男やったで。
俺の挑発で燃えてたからな!
1点取れて告白できたの俺のおかげやからな☆」






シゲ兄
「望、何言うたん?」






「流星に言ったんやないよ。
客席にいる重岡家一行見つけたときシゲに教えた。そんときトモちゃんのこと嫁呼ばわりした。」







流星
「お前凄いわ、あれでめっちゃ気合入ったもん!」







シゲ母
「望くん凄ーい!」







「智子さんに褒められたぁ~♡むふ♡」






(ピコピコ)








シゲ兄
「ダイキ達、今帰ってくるって!
神ちゃん、トモちゃん、相葉ちゃん、他2人!
けが人いるから救急箱貸してって!」







シゲ母
「大丈夫かしら?」








シゲ兄
「えっとね、軽い擦り傷と全身打撲」








シゲ母
「氷のうも準備しとかな!」







「あぁ、怪我の状況聞いただけで準備できる智子さん…本当に素敵です」







流星
「おばさんほんますいません
こいつの言うことは全く気にせんといてください!」





「何言うとんねん、

俺は本気や。」








「望くんごめんね、私はお父さんが1番好きなの~♡
もぉ、お父さんも話に入って来てよ~
1言しかしゃべってないじゃない~」






シゲ父「ばれたか」




シゲ兄
「余りにも出番少な過ぎてすっかり存在感消えてたわ」







シゲ父
「出番いうなやw」







「俺、フラれた…」







シゲ父
「望くん、男は常に追いかけろ。
間違った道は行ったらあかんけど」







「おじさん、かっこいい!痺れるわ!」







流星
「おじさん、なんで嫁さんは追っかけへんの?」







シゲ父
「当たり前やろ!
…智子はもう…俺の女やから…」








シゲ母
「きゃー♡」







シゲ父
「(望を見てニンマリ)」







「あー、悔しい!」








シゲ母
「せっかくみんな集まることやし、一緒に晩ご飯食べへん?私お買い物行って来ます!
えーっと、何人前かしら?」







シゲ兄
「ここにいる5人と1匹、ダイキ、神ちゃん、トモちゃん、相葉ちゃん、他2人…で11人と1匹」







「せや、後でうちの妹も来ていいすか?」







シゲ母
「ぜひいらっしゃい!」







流星
「こいつ双子の妹いるんですよ。
顔以外ぜんっぜん似とらん!
そうそう、因みに、めっちゃ可愛いクラスのマドンナです。
1話でちょっと話題には出てましたが文字数の関係でカットされてしまったトモちゃんの親友です」






シゲ父
「か、かわええ…のか!!」




「おじさん、あかん(真顔)」








「お父さん、相手は中学生よ
食いつき方がえげつない」







シゲ兄
「何やこのロリコンと熟女好きは(笑)
いいなぁ、俺もモテた〜い」







シゲ父
「お前にもいずれ可愛い小学生が来てくれるだろうな。






シゲ兄
「え?オトンの好み!?」







シゲ母

「お父さん!!」








シゲ父
「ほらほら、俺たちそのくらい歳離れてるやろ?
ちょうど10歳差やから」







流星
「おじさん…ある意味凄いっすね。」














(ピコピコ)





シゲ兄
「トモちゃんが凄い可愛いペットのウサギを、連れて来ます!」






タマ
「にゃー!!にゃー♡」
(かわい子ちゃん!タマちゃんにもとうとう彼女が…♡)





シゲ兄
「重岡家はペットも含めスケベだらけや」







(ピコピコ)





シゲ兄
「アキトも今来るて」







流星
「あ!神ちゃんのお兄!」






「あのうるさいデブやろ?」






シゲ兄
「あいつ昔ダイキにサッカー教えてたとか言うてノリノリや」







「1人で5人前は食べるやろ」







「じゃあ、17人と2匹分ね」







「智子さん、俺、荷物持ち係で同行します!
その代わりと言っては何ですが…昼顔妻になってもらえませんか?」








流星

「アホ!」










シゲ父
「お前、人妻の窃盗や!逮捕~」








流星
「おじさんがとうとう職権使うた」








シゲ母
「お気持ちだけね。
望くん、ありがとう!」








シゲ兄
「オカン、やめとき、こいつ調子に乗るで」








「トモヒロ…新しいお父さんだよ」







シゲ兄
「待てや!俺タカヒロや!」







流星
「トモヒロは神ちゃん!」







「実は兄弟か!お前ら!」







シゲ兄
「ちゃうわ!」






(続く)

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