のど飴戦士アイバチャンSeason3 【第1話】






これはフィクションです。

登場人物は実在する人物とは一切関係ありません。

場面ごとに毎回衣装チェンジ・髪型チェンジがあります。
気にしないで下さい。






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@公園






シゲ
「相葉ちゃん元気かなー?
千葉に化けモン出た言うて、もう1年も帰って来ぇへん。
もう倒したんやろ?」





神ちゃん
「もう来ないつもりなんかな?
…千葉出身やし。」
(わらわは寂しいぞよ)






トモちゃん
「相葉ちゃん、今来るのはちょっと危ないよね…これじゃ…」







シゲ・トモちゃん
「うーん。」










神ちゃん

「…っておい!

そこのバカップル!

なんでお前らのデートプランに

"神ちゃんと公園"

ってあんねん!」










シゲ
「だってぇ〜…それはもぉ〜

神ちゃんやからな!」












神ちゃん

「登山家かっ!

トモちゃん、嫌やったらハッキリ文句言わな、こいつ分からへんで!」










トモちゃん
「私は大賛成!
神ちゃん面白いし、ダイちゃんすごい嬉しそうだし!ねっ♡」









シゲ
「えへへ♡」









シゲ・トモちゃん
「♡♡♡♡♡」
(何も言わず見つめ合うバカ…ップル)









神ちゃん
「やめっ!俺の前でノロケんな!!
このリア充め!!!」











シゲ

「…!?

ちょっ、あれ!相葉ちゃんちゃう!?


ちょ、ちょ、隠れろ…




















相葉ちゃん
「ここ、随分静かになったなぁ~
みんな元気かな~」






シゲ・神ちゃん・トモちゃん

「わぁ!!!」








相葉ちゃん

「きゃー!!!




もぉー、びっくりさせないでよー!
なんか静かだと思ったら…隠れてたの?」







シゲ
「えへへ♡本物の相葉ちゃんや!








相葉ちゃん
「…あ、ただいま!久しぶりだね!
復旧のボランティアに参加してたら結構かかっちゃった!
千葉をすっかり元どおりにしてきたの!



神ちゃん「復旧1年で終わるん?」
シゲ「相葉ちゃん何したん。凄すぎる」




相葉ちゃん
「そうそう、お土産ね!
地元名産の落花生!


シゲ「しゅ、収穫から…」






神ちゃん
「ちょ、相葉ちゃん!しー!!
こっち来て…」






相葉ちゃん
「え?なになに?」


















 

@交番





(ガラガラ)





シゲ
「オトン、相葉ちゃん来た!本物や!
びっくりした時のリアクションが女子力高いねん!
完全に相葉ちゃんやった!」





相葉ちゃん「あ…それでさっき…」






シゲ父
「相葉ちゃん、久しぶりやな。
それより、大変やったんや…今また化けモン出てて。


事情はあとで話すけど…」



(相葉ちゃん、指名手配されとるんや)


相葉ちゃん
「えぇ!?おれが?
ずっといなかったのに?」






シゲ父
「だから相葉ちゃん来たらウチで匿おうと思うてたんや。」








相葉ちゃん
「ぜ、ぜひお願いします!」















@重岡家




トモちゃん
「はーい、今日は重岡家特製のすき焼き!
トモ風でーす」





相葉ちゃん
「トモちゃんが作ったの!?
すっかり家庭的なお嫁さんだね」






トモちゃん
「お義母さんに教えて貰いました♡」








神ちゃん
「この会話、絶対中学生に見えへん」







シゲ母
「良いお嫁さんでしょ♡
本当に助かってるの~♡





ほら、私 今これだから♡」



(お腹をポンポン)







相葉ちゃん
「わぁー!おめでとうございます!
シゲちゃん、お兄ちゃんだ!」






シゲ
「オカン、39歳にして3人目できました〜」
(小柄だったオカンが、1年で急激に太った訳やないよ)








シゲ母
「ダイちゃん、もぉー♡
年齢そんなにバラさないの♡」








シゲ
「相葉ちゃんが千葉に行った日の夜やで!
オカン突然倒れて!
病院に行ったら、おめでたやって!
そんなことある!?」






相葉ちゃん
「あの日に!?
え?ちょっと、そんな大事なこと早く教えてくれたらもうちょっとボランティア早めに終わらせて来たのに〜」





神ちゃん
「1年で町の復興終わったのもだいぶ早い方なのに…
終わるわけないやんwww」








相葉ちゃん
「出来る出来ないじゃなくて、

やるのっ!!(炎)









シゲ
「こんな熱血な相葉ちゃん、イメージにないからやめとき(笑)」







相葉ちゃん
「あれ?
…ってことはシゲちゃんママさ、

1年間妊娠中?」





シゲ
「出産予定日だいぶ遅れてるんやけど、先生に赤ちゃんは元気過ぎるから心配すなと言われとる。
そんな元気な子が出来たら、さすがのオカンも倒れるか(笑)」






シゲ父
「確かに毎回つわり重かったけどな、
最初の何ヶ月かがホンマすごいの!
もうこのまま死ぬんやないかと思うくらい。
さすがに倒れたんは初めてやな。
歳のせいもあるんやないかな〜。」






シゲ

「アラフォーやもんな!



小学校の入学式が44歳、中学校入学式が50歳、成人式が59歳…
シワの1本でも伸ばさなアカンな」
 







神ちゃん
「オカンは若いからええやろ~
問題はオトン!+10歳!」







シゲ兄
「絶対運動会とかキツイよな」








相葉ちゃん
「運動会ね〜!
だいじょうぶだよ!
お巡りさんの体力なら他の人に負けないでしょ〜

2人とも20代の若夫婦にしか見えないよ!!」






シゲ兄
「いやいや、長男もう18やから」
20代やったら俺ナンボの時の子やねんw







シゲ父
「俺も今のうちからシワ伸ばしとくわ」






(2人共全くシワないよ! by 相葉)

















(久しぶりの再会で話がしばらく続き…)




・・・・・・・・







 相葉ちゃん
「え?オレにそっくりな化け物?」






シゲ父
「せや。
今までどれだけ相葉ちゃんが市民の平和を守って来たか、みんなわかってへん!

外に出るのは危険やから家の外には出ないように、あとは窓の近くには行かへんようにおねがいします。」






シゲ
「相葉ちゃん気をつけてな。」







相葉ちゃん
「うん…あ!

オレが外出れない間にニセモノに遭遇するかも…知り合いのヒーロー達の電話番号教えとくね」







神ちゃん
「個人情報を勝手にwww」







シゲ
「ヤッターマン、アレグラ星人サトシーラー、怪物くん、ラッキー探偵社の時田駿太郎…ヒーローじゃないのもおるけど…
相葉ちゃんの情報網凄すぎ!」






相葉ちゃん
「あとは…
行政書士補助者の田村勝弘、弁護士の成瀬領と深山大翔、医者の波多野卓巳と栗原一止、ショコラティエの小動爽太、呉服屋の中込…」






神ちゃん
「脱線してきた!」






シゲ
「法律相談をして、訴訟起こして、精神鑑定して、自分はチョコで癒して着物買う…
どんな守られ方やねん(笑)」









相葉ちゃん
「もぉ、どっこにもつながんないって時はここ」








重岡タカヒロ
  090-XXXX-XXXX







シゲ

「結局お兄wwwww」









タマ
「にゃー。」
(この中で1番強そうやけどな)








(話に入りながらも、ネコとは思えない
箸使いですき焼き食べるのに夢中なタマ)









シゲ兄
「俺、学校とかバイトの時は電話出れへんよ」







タマ
「にゃーにゃー。」
(とか言うてるけど、
こないだイタズラ電話したら出たで)








(ごはんおかわり)









シゲ
「そんないっぱい食べて大丈夫なん?
後でお腹壊しても知らにゃいぞー♡」




タマ「にゃあー。」




兄(タマの通訳中)
「だってトモちゃんのすき焼きホンマに美味いんやもん。
ダイキ、トモちゃんと結婚したらちゃんとタマを新居に連れてくんやで」
…こいつ居座る気や。







トモ「ありがとう、タマちゃん」



シゲ「将来の家庭の味…ぐすん」



神ちゃん「こいつまた泣いてもうたー」











(続く)

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