のど飴戦士アイバチャンSeason3 【第4話】
これはフィクションです。
登場人物は実在する人物とは一切関係ありません。
場面ごとに毎回衣装チェンジ・髪型チェンジがあります。
気にしないで下さい。
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@公園
相葉ちゃん
「デビちゃん、淳太先生!ありがとう!
おかげで指名手配が解けたよ!」
元デビル(照)
「アイバチャンと電話した時の通話記録の時間と動画の撮影日時が合ってたからな。
証拠になると思って警察に提示しといたぜ。」
淳太先生
「昨日の電話、どう考えても料理の音が丸聞こえやったしな。
映像と通話時間を合わせて比べてみても、明らかドラキュラと喋る内容合ってなかったし。」
神ちゃん
「アイバチャン、おめでとう!
ホンマに良かったな〜!!」
(新装開店祝いのパフェがこれまた美味い)
アキト
「これこれ、トモヒロ〜
お口に生クリーム付けてるぞ〜
もぉ〜可愛い〜♡
お兄が舐めてあげる〜♡」
神ちゃん
「嫌!」
元デビル
「あいつかなり強そうだな。
ヤッターマンも怪物くんも苦戦してたし。」
相葉ちゃん
「そうなの〜。
おれ1番弱いしさ、あの場におれがいたとして絶対勝てっこないから、助っ人がもう少し欲しいのよね…」
(って言ってる相葉ちゃんの背後上空を何かが飛んでいる)
アキト
「UFO?」
(ドーン!)
UFO(?)着地失敗
(謎の乗り物からちょんまげ姿の侍と子どもが降りて来る。)
子ども
「いててて」
侍
「童、大丈夫か?どこかぶつけたか?」
子ども
「大丈夫!」
侍
「ところで…ここはどこじゃ?」
子ども
「多分2015年のウチの近所やな。」
相葉ちゃん
「…だれ?」
侍
「拙者は武市半平太と申す。
1865年の世の人間であるが、
この童が1人で旅をしていたので心配で着いて来たでござる。」
淳太
「え?
ってことは、タイムスリップしてきたってことか!?
こっちのボクちゃんはどこから?」
子ども
「ボク、2030年から来たの。
未来のことバレちゃうから、詳しくはヒミツなの。」
淳太
「ボクちゃん、神ちゃんにそっくりちゃう?」
アキト
「まさか俺の甥っ子か?」
ボクちゃん
「ひみちゅ!」
(どうやら"秘密"と言いたかった)
神ちゃん
「何でここに来たん?
こんなにちっちゃいのにパパとママ一緒やなくてええの?」
ボクちゃん
「ボクね、家出してきたの!
弟生まれてからパパもママもあんまり抱っこしてくれなくて寂しいの。」
アキト
「そっか!おにいちゃんの悩みやな!
答えは簡単や!
親以上に弟を可愛がる!これが1番!!
俺は弟が可愛過ぎて肌身離さず抱っこしてたからな〜(笑)
親が俺からトモヒロ取り上げようもんなら大泣きして騒いでたし。」
神ちゃん
「そんなことを弟が中学生になっても続けるのはやめて欲しい」
相葉ちゃん
「そうだ!
これからお兄ちゃんになる人にも会ってみようよ!」
@重岡家
(ガラガラガラガラ)
シゲ
「ただいま〜!腹減った!!
今日の晩御飯なに…
うわぁ!うおー!!」
武市
「ダイキ殿、戻られたか。」
ボクちゃん
「おかえりなさい!」
相葉ちゃん
「びっくりするよね、家にちょんまげのお侍さんがいるんだもん。」
シゲ
「こ、こ、
この子めっちゃ可愛い♡」
神ちゃん
「え、そっち?」
シゲ
「ねぇねぇ、おなまえなんていうの?
おうちどこ?何ちゃい?」
神ちゃん
「シゲそんなに子ども好きやった?」
シゲ
「よくわからへんけど〜可愛いんだもん〜♡
俺こんな息子欲し〜い♡」
ボクちゃん
「ダイキくん…
ボク嬉しいよぉ〜(泣)」
シゲ
「泣いちゃった〜
よしよし、パパの膝の上においで〜♡」
神ちゃん
「お前いつからパパやねん」
(ボクちゃん、泣き疲れてタマと添い寝)
タマ
「にゃ〜。むにゃむにゃ。」
シゲ
「タマ、俺以外と初めて添い寝できた…!!」
武市
「そうでござるか。
悪いもののけが…そんなに強いでござるか。」
相葉ちゃん
「そうなんです。
どうしてもおれたちじゃ歯が立たなくて。
武市さん、力を貸してください!!」
武市
「童の帰る刻まででよければ。
そいつはさっきの公園に現れるのか?」
ボクちゃん
「うーん。
ボクは家出中やからいつ帰っても大丈夫なの…むにゃむにゃ」
相葉ちゃん
「あ、ごめんね。起きちゃった?」
ボクちゃん
「むにゃむにゃ」
相葉
「また寝た…のかな?
そうなんです、
昨日も夜に公園を通った神ちゃん達を襲ったんです。」
武市
「では本日も現れるかもしれぬ。
早速公園に探しにいかねば。」
(続く)
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