のど飴戦士アイバチャンSeason3 【最終回】
これはフィクションです。
登場人物は実在する人物とは一切関係ありません。
画像選択上の問題にて、場面ごとに毎回衣装や髪型が変化していたり、1人何役もしている人物がいます。
気にせず読み進めて下さい。
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(キーンコーンカーンコーン)
@中学校の保健室
ボクちゃん
「ドラキュラさん探すのな、
これ使うねん。」
(スマホ登場)
シゲ
「ボクちゃん、まだこんなにちっちゃいのにスマホ持ってるん!?
パパまだ持ってへんよ!」
神ちゃん
「そうだよな、パパ(笑)
パパの親友も持ってへんよ(笑)」
(ついに乗っかる神ちゃん)
ボクちゃん
「ボクな、スマホ持つのみんなより遅かったんやで!
持ってたらボクが悪い人に連れてかれて危なくなったときに居場所がわかるって買うてくれたの!」
神ちゃん
「ホンマや…GPS付いてる。
おぉ…さすが未来っ子…
iPhone17 www」
ボクちゃん
「使い方よくわからへんの。
多分これ押して…」
(Gって書いてる某3D地図アプリ起動)
ボクちゃん
「今日は2015年の12月17日…
夜の8時にしてみる!
…うーん。変やな。」
(スマホよりちっちゃい手でピコピコいじる)
淳太先生
「"8時"に合わせると朝になるんやで。
"20時"に合わせてみ。」
ボクちゃん
「うん!
…できた〜!これや!先生おおきに!
これな、今晩の公園の映像!」
一同
「すごーい!」
(拍手喝采)
淳太先生
「プライバシーの問題起こらへんのか?」
神ちゃん
「あ、こないだのドラキュラや!
はっきり映っとるな!」
シゲ
「凄い!見つけてもうたな!!
ようやったな、ボクちゃん!
これ早よアイバチャンに教えな!」
@20:00 公園
アイバチャン
「ドラキュラさん、もうやめて!」
ドラキュラ
「(ピィィィィィィィ)」
(超音波)
武市半平太
「これを使うでござるか」
(武市半平太 は 耳栓 を つかった)
怪物くん
「これも使ってみようよ」
(怪物くん は ドラキュラ に マイク を なげた)
ドラキュラ
「ギャー!!」
ヤッターマン
「自分の超音波でダメージ受けたな!
ケンダマジック!
(羽を動かなくさせる)
アイバチャン
「ペータさん!!」
武市
「化け物め、拙者が相手じゃ!」
(グサッ!)
ドラキュラ
「うっ…ぐはっ…
…ふふふふふふふ
(受けた傷を気にする様子なく、
けん玉を振り解こうとする)
ヤッターマン
「強い…うぅっ…」
「頑張れー!」
アイバチャン
「みんなっ!!」
ドラキュラ
「ぐわぁぁぁぁぁぁぁ」
アイバ
「そっか、光が苦手だから…
どんどん弱ってる!
今だ!味覚トゥ!」
ドラキュラ
「グルゥオオオ〜!・・・」
アイバチャン
「…消えたっ!みんなありがとう!」
(あとで電気代請求するで by シゲ)
神ちゃん
「あとは猫が子守してるボクちゃんがおうちに帰るだけやな!」
(ボクちゃんを子守中の猫・重岡タマさん)
シゲ
「・・・・・・」
@翌朝の公園
ボクちゃん
「みんなありがとう!
すごい楽しかった!!
おみやげもいっぱいやし!!
相葉ちゃん
「また気合入れ過ぎちゃった…」
ボクちゃん
「おウチまでしばらくかかるから、悪なる前にペータさんに頑張って貰う!」
武市
「拙者は妻の分だけあればよいから、
あとはボクちゃん殿の食糧にすればよい。」
神ちゃん
「ボクちゃん、
ウチのお兄みたいなぽっちゃりになりそうやな。」
シゲ兄
「おい、アキトはトド界のプリンスやぞ」
※トド界のプリンス…
(一同 笑い)
神ちゃん
「シゲ、来ぇへんな」
シゲ兄
「あ〜、さっき声かけたんやけどな。
タマを抱っこして布団に潜ってたわ」
シゲ
「タマ、嫌や~、アカンて~」
タマ
「にゃー!!」
(いいから早よ!こっち来い!)
(タマ、シゲのズボンの裾をかじって引っ張ってる)
ボクちゃん
「ダイキくん、会いたかった!」
シゲ
「ボクちゃん…ホンマに帰るんか?」
ボクちゃん
「うん!
おうちのお手伝い頑張る!!
ダイキくんもきょうだい生まれたら頑張ってな!!」
シゲ
「おぅ…
ボクちゃん、もうパパとママが弟かわいがってても淋しないな。」
ボクちゃん
「うん!!
もうお兄ちゃんやもん!
家着くの2週間くらいかかるから、多分大晦日か元旦に着くねん。
そしたら家族みんなでお正月するの!
みんな忙しいからボクもお手伝いせな!
ちゃんとダイキくんのお手伝いもするの♪」
神ちゃん
「やっぱりな。シゲのこと知っとるのか。
…って、着くの時間かかり過ぎやろ!」
ボクちゃん
「ボク免許持ってへんから、タイムマシンは自動運転なの。
そうなると、制限速度より遅く走るから時間かかるの。
着陸と離陸は手動やで。」
神ちゃん
「だから着陸のとき下手くそやったんや!
爆発でもしたかと思ったわ!」
ボクちゃん
「神ちゃんにバレてる~!
んじゃ、そろそろ行く!ほな!」
シゲ
「ばいばーい!
元気でな!!弟可愛がってな!
風邪引かんようにな!
怪我すんなや!!」
(グスン)
(う゛わ ぁ ぁ~
ボクちゃ~ん!!!)
神ちゃん
「シゲ泣きすぎ!
また会えるんやからええやん!」
(ボクちゃんは2030年に帰って行きました)
ボクちゃん「パパばいばーい!」
(続く)
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