のど飴戦士アイバチャンSeason11.5 【同じ空の下、紡ぐ物語〜小話集㉛】


㉛小話〜真心こめたお祝い♡











※これはフィクションです。
登場する人物、場所、団体等は実際のものとは一切関係ございません。
あらかじめご了承ください。


















相葉ちゃん
「これでよし、と!
ガムテープどこ行っちゃったかな?
閉められないや。」









シゲ
「アイバチャン、なにその荷物?」








神ちゃん
「仕送りみたいやなぁ。」







相葉
「就職祝いと一緒にプレゼントも入れちゃった!」







神ちゃん
「おお、もしや!」







シゲ
「横浜に送るんや!?」







相葉
「そう!
弟子たちが2人とも就職することになったからね。
ユゴちゃんの分送ろうと思ったら、じぇすくんも急に働き始めることになって。

送る前に聞けてよかった〜♪」









神ちゃん
「ホンマ、決心して2日しか経ってへんのすごい。」







シゲ
「思い立ってから2日は早すぎひん?
働く!って言った翌日には就職先決まって。
しかもその次の日には働き出してるって。」











神シゲ

「愛やなぁ。」











シゲ
「せやけど、ジェシーやったら飲み会誘われても断れなさそう。」








神ちゃん
「わかるー。
別に行きたくない訳やないし、そのときは行きたいと思うから、ノリで

『行きます!』

って言うけど。

あんまり続いたら

『ユーゴの晩ごはん食べた〜い!』

って言いながら陰で泣いてそう。笑笑」








シゲ
「アイツのユーゴ愛はナメたらアカンもんな(笑)



アカンくなったら、遠回しに
『ユーゴかぁいいでしょー?
今、僕のことをおうちで待ってるの〜♡』





って言って、連写写真だらけでストーカー気質の見えるカメラロール見せたればええねん。」








神ちゃん
「誘ってくれるのがニブい人じゃなきゃいいな。

あれ見たら絶対どんなニブイ人でも気づくとは思うけど。」
















シゲ
「なぁなぁ、段ボール閉める前にさ。
俺もプレゼント入れてええ?」









神ちゃん
「オレも入れたい!!
オレたちも2人から進学祝いと入団祝いもらったから、お返ししたいなぁって言ってたんや〜!!」








相葉
「いいよ!みんなで送ってあげよう!」








神ちゃん
「因みに、プレゼントは何入れたん?」









相葉
「おれからは、
ユゴちゃんにキーケース。
じぇすくんにはお弁当箱と水筒のセット。



翔ちゃんは、
ユゴちゃんに名刺入れ。
じぇすくんには定期入れ。





実用的でしょー?」









神ちゃん
「実用的過ぎてすぐ使えるやん!!」









相葉
「就職したら買うもの多いから、少しは手伝おうと思って。


訂正印も特注だから高かったみたいだし。
おれなんて100円ショップで買ったのにねー。」








神ちゃん
「全国に10人しかおらん激レア苗字やからな。」











シゲ
「プレゼント選びのポイントは?」








相葉
「ユゴちゃんは車通勤だし、バイクにも乗るし、鍵たくさんだからね。


翔ちゃんは会社員は名刺使うからって、名刺入れにしてたよ。








じぇすくんのは、ほら、何もかもがはじめてでしょ?




お弁当も電車通勤も。

何も持ってないから、
たくさん入るお弁当箱と水筒と、お弁当包みと、保冷バッグも付けちゃった!」









シゲ
「よし、俺決めたわ!!」





神ちゃん
「オレも決まった〜!!」







シゲ
「決まったら…」










「買ってきますかぁ〜!」














(続く)

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