のど飴戦士アイバチャンSeason11.5 【同じ空の下、紡ぐ物語〜小話集㉜】
㉜小話〜サプライズ!
※これはフィクションです。
登場する人物、場所、団体等は実際のものとは一切関係ございません。
あらかじめご了承ください。
@日曜日・横浜
「AHAHAHAHAHAHA」
「はははははははw」
「ユーゴ!かぁーいい!HEHE」
「ジェシー、やめろって!w
もぉ〜なんだよぉ〜ばかぁ〜」
ユーゴ、ジェシー
「あ…!!」
ジェシー
「今週はこっちバージョンのスピンオフ
…だったっけぇ?」
ユーゴ
「えーっと…
いっけねぇ、仕切り直しだ。」
#おまえら
#一体
#何してた
#急に落ち着き払ったけど
#見ちゃいけないもん見たか
ユーゴ
「あのー。
別にいちゃついてたわけじゃ…ねぇ?」
ジェシー
「そう!
何も怪しいことしてないよ!何も…」
#いちいち言うと怪しいんだって
#お気になさらず
#自由にしてな
ユーゴ
「スピンオフも始まったことだし、そろそろ買い出しに行こうか〜。
良いネタになりそうだし。」
ジェシー
「そ、そうだね〜!」
(ピーンポーン)
ジェシー
「HEHE、出てくるね!」
ユーゴ
「はーい!」
配達員
「お荷物お届けに上がりました!
兵庫県の相葉さんからです。
ここにサインお願いします。」
ジェシー
「漢字は練習中なのでハンコ押します!」
(ポンッ)
#漢字苦手なジェシーさん
#猛特訓中
#一番最初に覚えたいのは
#日本におよそ10人
#超激レア苗字
配達員
「ありがとうございます。」
ジェシー
「アイバチャン師匠から荷物届いたよ〜!
なんだろうね〜♡HEHE!」
ユーゴ
「あらぁ、なんだろ?」
(段ボールの小包を開ける)
ジェシー
「すごい…」
「ギュウギュウ!笑笑」
ユーゴ
「ジェシー!
俺たちに就職祝いだって!」
ジェシー
「HE!?
お仕事したらこんなに祝ってもらえるの?
(グスッ)」
ユーゴ
「泣くの早っ!笑笑
こんなにたくさん入ってんじゃん。
まだご祝儀袋しか見てないべ?」
ジェシー
「この綺麗な袋は、なんだろう!?」
ユーゴ
「商品券かなぁ?」
(サッ)
ユーゴ
「え?こんなにたくさん?
あ、相葉さん??
他の人に渡す分も間違って入れた訳じゃないよね?」
ジェシー
「師匠ならありそう…。
ん?
町民一同
↑
これなんて書いてるの?」
ユーゴ
「町のみんなからお祝い…え?
何がどうやってそうなったの?
お返しどうしよう…」
ジェシー
「みんな、どうしても ふたりのおいわいをしたくて、ついおくっちゃいました。
まちで、まものとたくさんたたかった おれいもあるので、おかえしはいらないと みんないってます。
きにしないでね。」
ユーゴ
「そっかー。
でも、お礼言わないわけにいかないし。
かなりたくさんの人が送ってくれたのはわかるけど、これだと誰がくれたのかもわかんないから…
町の広報にお礼文載せてもらおうかー。
でもそれだけでいいのかなー。
親に連絡しとこう。」
ジェシー
「急にお金持ちになったね!」
ユーゴ
「多分初任給より高いじゃん…。」
ジェシー
「こっちのは、さすがにみんなからじゃないよね?」
ユーゴ
「こっちは違うべ。
そうだ、違う。さすがにこれは…違う。」
#言い聞かせ始めた
ユーゴ
「これは…ジェシーにだって。
相葉さんからと、翔さんから!
これはダイキくんから!
こっちは神ちゃんから!」
ジェシー
「プレゼント!!嬉しいよぉ〜!!
(((泣)))
(ガサガサ…)
お弁当箱だよ!
見て見て!すごいおっきい!!」
ユーゴ
「よかったー!
急に仕事決まったから俺の使ってた小さいお弁当箱におかず無理やり押し込んでさぁ。
ごはん入れる方にもおかず突っ込んでさぁ。
米はデカイおにぎり持たせてたんだよ!
ジェシーは俺と比べたらかなり食べるから!
これ助かるー!!!」
ジェシー
「水筒もおっきいねー!
普段からたくさん水飲むし、お仕事中すごく喉乾くからいい!!」
ユーゴ
「外で大工仕事してたらそりゃあ乾くよな。
よし、明日から使おう!!」
ジェシー
「師匠ありがとう😊
翔シショーからのプレゼントは…
パスケースだよ!!
定期入れるものなくて無くしそうだったから助かる!!
財布に入れてたけど出し入れ大変だったの!!」
ユーゴ
「宅配便が来なければ、どっちも今日買いに行こうとしてたところ!
良かったじゃん!」
ジェシー
「ただでさえ練習どおり列車に乗れるか心配なのに、定期無くしそうでこわくて緊張してたんだよ!」
ユーゴ
「たった1回しか列車に乗る練習出来なくてさぁ。
反対の列車乗ったらどうしようとか、違うの乗っちゃって帰ってこれなかったらとか。
ただでさえ心配なのに、定期落とすとか…!
それは避けたいじゃん!!
慣れない仕事で緊張してんだから、気が抜けちゃうかもしれないし。」
ジェシー
「早速カバンに付ける!
HEHE、いいね!!」
ユーゴ
「それでも落ちちゃわないように、チャックの内側に入れとけ?
横浜駅の人混みの中で取れちゃったら大変だわ。」
(ポンポン!)
ジェシー
「これだと安心だね!
シショーありがとう!!」
ユーゴ
「ダイキくんと神ちゃんのは…」
ジェシー
「ユーゴのも見たい!」
ユーゴ
「先に俺の見ちゃう?
相葉さん、翔さん…。
これダイキくん、こっちが神ちゃん!
相葉さんからは…
お洒落なキーケースだ!!
わー、これいいー!!
もしかして、ボロボロのやつ使ってたからかな?
相葉さんに車の鍵貸すのちょっと恥ずかしかったんだよねー。
そうだよねー、車通勤だしこんなボロいの使ってたら恥ずかしいよねー。
全然こっちにまで気ぃ使えなかったわー。
早速付け替えてっと…
あー、おしゃれー!!
めっちゃいいわ〜!!
スマートキーも入る!これいい!!
やっぱ相葉さんはセンスいいわぁ〜!
家の鍵とバイクの鍵もつけちゃおう!」
ジェシー
「良かったね〜♡」
ユーゴ
「翔さんからのは…。
名刺入れだ!
見て見てー!カッコいい!
すごーい!レザーじゃん!!
仕事し始めたら使うだろうと思ってさ、100円ショップからステンレスのやつ買ったんだよね。
こんな素敵なやつ持ってたら、できる男みたい!!」
ジェシー
「おー!いいねー!!
ユーゴにお仕事頼みたくなっちゃう♡
わるい虫がつかないように気をつけるんだよ!」
ユーゴ
「心配すんなって!
お前よりわるい虫居ねぇからw笑笑」
ジェシー
「DAHAHAHA!
ひどーい!
本当のこと言わないで〜!」
ユーゴ
「残すはダイキくんと神ちゃんのプレゼントだ。
ジェシーの見たい!」
ジェシー
「これなんだろう。」
ユーゴ
「ダンベルだね。
ジェシーへ
お腹ぷよぷよやから力仕事大変やろ?
筋トレしとき!!
ユーゴ
「プハッ!
お前太ったの気にされてるわ!!」
ジェシー
「頑張る!
ユーゴが羨ましくなるくらい鍛える!!」
ユーゴ
「力仕事するために!鍛えろ!」
ジェシー
「ユーゴへのプレゼントも大きくない?」
ユーゴ
「確かに…。
ダイキくんのプレゼントで箱の半分占めてたんだ…
こんなにいいの??
わー!すごい!
サッカーボール!!
ちょ、見て!これ!
サイン入ってる!!
プロのサッカー選手のサインだぜ?
えー!やば!どうしよう!
すご!マジ!?
語彙力失うわw」
ジェシー
「お手紙には初めてのサインボールやで〜
って書いてある!!」
ユーゴ
「サッカー少年の夢詰まりすぎじゃん!
初めてのサインボールはこの世で1つしかないし、これからいくら書いても初めてにはならないから…
こんなすごいもの貰ってもいいの?
やばい、これは家宝だわ。」
ジェシー
「家の中断捨離してスペース空いたからさ、そこに飾ろうよ♪♪♪
今注目の大物ルーキーが書いた
初めてのサインボール♪♪♪」
ユーゴ
「やばぁい!!
改めて聞くとやばいから〜!!」
ジェシー
「HEHE♡
ドキドキしたでしょ♡
神ちゃんのも見よう!
(…ガサガサ)
HEHE、服だぁ!!」
ユーゴ
「さすがおしゃれな子は違うな〜!
ハイセンスだわ〜!
ジェシーこれ絶対似合うべ!!」
ジェシー
「この感じだとユーゴのも服じゃない?」
ユーゴ
「開けてみよーっと!
本当だ!色違い?」
ジェシー
「だね?HEHE、着てみようよ〜!!」
(数分後…)
「じゃーん」
ユーゴ
「ペアルック(笑)
でもペアルック感よりもおしゃれ上級者コンビ感が強いような気がする…!!」
ジェシー
「これ着てたくさんお出かけしようね♡」
ユーゴ
「因みにこれ、ジェシーの浮気防止グッズ?でもあるらしい。」
ジェシー
「え?浮気??
絶対しないよ!
死んでも浮気しない!」
ユーゴ
「死ぬぐらいなら浮気しろ!
ジェシーは飲み会誘われたら断れなさそうだから。
俺とご飯食べられないことが増えてきたときに
家で恋人が待ってる
ってアピール出来るんじゃないかって(笑)」
ジェシー
「そのためにはユーゴと一緒にこれ着てるのみんなに見てもらわなきゃ!
明日の仕事はユーゴも一緒に行こうね〜♡」
ユーゴ
「いやいやw
写真見せるくらいにしとけよw」
ジェシー
「みんなに紹介したいの〜♡」
(ギュー♡)
ユーゴ
「うるせぇw笑笑
離せ、離せって。
俺もジェシーにプレゼントあっから!」
ジェシー
「え?ユーゴも?
僕もユーゴにプレゼントある。」
ユーゴ
「ちょっと取りに行ってくる。」
ジェシー
「僕も。」
(ガサガサ…)
「え?それ?」
ジェシー
「同じとこに隠してたね(笑)」
ユーゴ
「何かあるなーとは思ってた。
ジェシー
「僕もこないだ隠した後にもう1回見たんだけど、何かあるなーって思ってた!AHAHA!」
「どうぞ!」
ユーゴ
「いやぁ、仲良しだなぁ。俺たち。」
ジェシー
「見ていい?」
ユーゴ
「どうぞー。」
(パカッ)
ジェシー
「・・・・・・。」
ユーゴ
「え?何かリアクションくれw」
ジェシー
「嬉しい!」
ユーゴ
「良かった〜。
お前眩しいの苦手だろ?
屋外で仕事する時なんて眩しい日多いだろうしお前のことなら動けなくなるんじゃないかと思って。」
ジェシー
「そうなの!
さすがユーゴだね!!
HEHEHE、あんまり暗くないから手元もよく見える。
ユーゴ、ありがとう♡」
ユーゴ
「ふはは、どういたしまして!
ジェシーのは?
(パカっ)
なんだこれー、パスケース?
なんかボタン付いてる。」
ジェシー
「あ、それ…!!」
ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ
ユーゴ
「わー!!
防犯ブザーか!!」
ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ
ジェシー
「AHAHAHA!
心配だから!
ちゃんと使ってよ!!」
ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ
ユーゴ
「これ止め方どうすんの!?」
ジェシー
「え?聞こえなーい!!」
(終)
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