のど飴戦士アイバチャンSeason12 【第26話】
※これはフィクションです。
登場する人物、場所、団体等は架空のものであり実在のものとは一切関係ございません。
また、物語に登場するのど飴の名称は実在のものを使用していますが、効果・効能に関しましては実在のものとは異なります。
あらかじめご了承ください。
ユーゴ
「き、筋肉くらいでビ、ビビるな…
おちつけユーゴ。。。
ほら、見ろ、あいつ…
腰にフェ○タス貼ってる。
多分、こないだのダメージが残ってんだ。
ダイキくんがCMしてるフェ○タスだぞ…。」
※解説:
プロのサッカー選手・重岡ダイキのCMとは
(^ヮ^=)
「オトンとオカンが俺のCM出演嬉しすぎて、段ボールで大量買いしてみんなに配ったんやて。」
ユーゴ
「ウチにもたくさん届いたよ!
重岡家の皆さんありがとう!!
…って。
今この筋肉を目の前にしたら、話の脱線が長続きしない…。
ジェシー
「そういえば忘れてた…
兄ちゃん筋肉凄いんだった。。。」
ユーゴ
「お、おい!お前魔法使いだろ?
魔法にフィジカル必要あるか?」
ヒカル
「接近戦で重宝するし、術の速さとパワーが格段に上がる。
筋肉はウソつかねぇからな!」
ユーゴ
「みんなで筋肉体操かよ…」
ジェシー
「ユーゴ、筋肉好きなのはわかるけどさ…。」
ユーゴ
「は?俺が?筋肉好き?」
ジェシー
「え、違うの??
だってあの…テーブルにあった雑誌…。」
#表紙の人は相棒ではなく
#ユーゴの推しの後輩
#イケメンハーフタレント
ユーゴ
「普通に憧れるだけ…
男の浪漫とかそういう範囲内だと思う。
筋肉好き…まではいかない。」
ジェシー
「確認しておくんだった…」
(バサッ!)
ユーゴ
「・・・・・・。
ふぁ?
え?
なに?
これ今…
何起こってる?
先週までダルダルのブヨブヨだったよな?
この筋肉どうした?」
ジェシー
「ユーゴが喜ぶかなと思って…
1週間でここまで仕上げてしまいました…。」
ユーゴ
「おい!ジェシーおめぇ。
俺のこと裏切ったのか!?
抜け駆けしたなぁ!」
ジェシー
「裏切ってない!
僕はユーゴの味方!!
一生味方!絶対味方!!
死んでも味方!!
本当に!本当だよ!(焦)」
ジェシー・ヒカル
「・・・・・・。」
ユーゴ
「いや、見せねぇわ!
この流れで俺も〜じゃないのよ。」
ヒカル
「いや、そんなこと言ってない。
異性の、しかも弟の婚約者に裸を見せろと言うのはさすがに殺す前であっても言わない。」
ユーゴ
「いやいや。
魔物全員が異性とはいえ、付いてるもん同じだし。
オメェらが男の子の時期でムラムラしてねぇ限り、こっちは見せられんだわ。」
(脱ごうとする)
ジェシー
「待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待って!」
僕こないだ終わったけど、やっぱ好きな子見たらしちゃうかもだから一応やめておくね!」
ヒカル
「俺は多分来月だ。一応パス。」
ユーゴ
「・・・・・・。
ジェシー、俺、なんか燃えてきた。
このボッチ感をバネにして。
やる、こいつを。
やられる前にやる。」
ジェシー・ユーゴ
「ズドン!」
ヒカル
「フッ」
(ドカン!)
ユーゴ
「こいつ、呪文なしで攻撃してくるからタイミング分かりづらいからタチ悪い。
攻撃当たらないしカウンターもミスった。」
(ドカン!)
(カキーン!)
(ドカン!)
(カキン!)
(ドカン!)
(カキン!)
(ドカン!)
(カキン!)
(ズドン!)
(ドカッ!)
(カキン!)
(ドカン!)
(カキン!)
(ドカン!)
(カキン!)
(ドカン!)
(カキン!)
(ドカン!)
(カキン!)
(ドカン!)
(カキン!)
(ズドン!)
(ドカッ!)
(カキン!)
(ドカン!)
(カキン!)
(ドカン!)
(カキン!)
(ドカン!)
(カキン!)
(ドカン!)
(カキン!)
(ドカン!)
(カキン!)
(ドカン!)
(カキン!)
(ズドン!)
(ドカッ!)
(カキン!)
(ドカン!)
(カキン!)
(ドカン!)
(カキン!)
(ドカン!)
(バンッ!)
(ドカン!)
(カキン!)
(ズドン!)
(ドカッ!)
(カキン!)
(ドカン!)
(カキン!)
(ズドン!)
(ドカン!)
(カキン!)
ジェシー
「合間で術を使ってもどっちも避けられちゃうよ!
すごい動体視力…
術のコントロールもすごく良いし一撃一撃が早い。」
ユーゴ
「こうちゃく状態…。
これだとちょっと体力持たない。」
MJーⅡ
「俺たちの出番か?」
AYBER
「粘れよ。全力で援護する。」
BIG-NO
「よし、今だ!行けー!
せーの!
サマー!
スプラーッシュ!」
ユーゴ
「あー!
なんか涼しいし疲れ取れる!」
ヒカル
「なんだこの水蒸気は…」
ジェシー
「最初からこうなる想定だったので、僕はここにくる前全身にオイルを塗って身体にアワアワがつかないようにしてみました。」
ユーゴ・ジェシー
「ズドン!」
ヒカル
「うっ、」
HP7840000→7680000
ユーゴ
「よし、あと49発」
ヒカル
「偶然だ。」
ユーゴ
「そんなことねぇよ。
だって…」
ヒカル
「やっぱりこの水蒸気…
モブみたいな3人衆が来てからこの場の空気がおかしい。
いや、もっと前から変だった。
あいつの血液浴びたから?
それもあるだろうけど。
何かが足りない…。
何が…。
あ…
この物語の主人公だ…。」
相葉
「何でおれに気づかないかねー。
中庭に一番乗りしてたんだけど。」
ユーゴ
「相葉さぁん!
援護ありがとうございます!!」
相葉
「ゆごじぇが攻撃、
兄ちゃん達が回復の役割を担うって言うから。俺は鍋をかき混ぜる役というか。
何というか。
戦闘系のゲームで言うところの
デバフ
だよね。
攻撃ダウンとか、防御ダウンとか、回復阻害とか。」
ユーゴ
「あの…それ。
意外にも、デバフどころか
誰よりも攻撃になってます!!
こんな狭いところで飴ちゃん作って湯気充満させるのは…!」
相葉
「ちょっとやりすぎかなぁ?
2人とも魔力減ってない?」
ユーゴ
「若干の弱体化はありますが、
おかげさまで俺たちは1週間で
HP:2000万
MP:1億
超えましたんで!!」
ヒカル
「は?何だその桁違いな…
(HP765万→500万/800万)
呼吸しただけでHPが減る
何故だ。
こいつらだって同じ場所で同じ空気を吸っているのに…。
あぁ。
その草の陰にあるものか。
風向き調整して俺に当たりやすくしてるんだろ。」
ユーゴ
「キャンプ用に買ったけどまだ使ってなかったからな!
ジェシー、短期決戦だ!
一気に仕掛けるぞ!」
ジェシー
「おー!!」
ヒカル
「そうはさせるか!」
(続く)
0コメント